ラヂオ惑星モルファス

大学の運動部というところ




コロナやインフルエンザには十分に気を付けていたつもりであったが,入浴後のちょっとした油断が元で風邪をひいてしまった。

これまで、あまりブログで取り上げなかった日大の問題を考えてみたい。
多くの私立大学の運動部・・・日大のアメリカンフットボール部は当然!所属する学生たちは「スポーツ推薦」によって入学している。大学によって内容は様々だが、通常は入学試験(学力検査)は免除されているはずである。
したがって、大学に入る=特定の運動部に所属する、ことなので、大学らしい勉学は期待されておらず、OBの斡旋により特定の企業の「運動部」社員になることに定められている。
(実は、息子の親友がこのルートに乗って「アメリカンフットボール」で大学に入ったものの、事情があって運動部からの退部を申し出た。結果自動的に大学も退学になってしまった。)
その様な大学生をどう見るかは人によってさまざまでもあろうが、私は甘やかされた人生であると同時にある意味での「純粋能力主義」によって他人の痛みも分からない歪んだ人格の持ち主になっていると思っている。(その理由は、スポーツ推薦ではなく入学試験を受け、そのスポーツが純粋に好きで入部した私の息子が、スポーツ推薦の先輩同僚から受けた理不尽なパワハラ、セクハラの経験による)
日大アメリカンフットボール部の廃止が取りざたされて、「無関係な」学生たちへ連帯責任を負わせるのか!という意見がある。
しかし、私の限られた経験上ではあるが、薬物を使用しているものがいることは全員が知っていたはずであるし、薬物に誘われることは、むしろ先輩に可愛がられている証として受け止めていたかもしれない。

はっきりいうと、監督も大学関係者も学生も、みな同罪である。赤子のように無関係の学生など存在しないとさえ言えるのではないだろうか?
早く日大フェニックスは解散し、純粋にアメリカンフットボールをやりたい者たちだけで、大学運動部の枠から外れた「同好会」として研鑽と苦労を積んで初めて一人前の人間となるだろう。


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