一年の中で一番好きな月は
いつって聞かれても
決められないけど
嫌いな月は？
と言われると３月と即答出来る。
３月は今までいろいろな悲しい事が
多すぎて、思い出してしまう
去年の３月
世界フィギュアスケート選手権
全ての抽選に外れて
もう、行けないかと思ったけれど
ギリギリで、チケットトレードで
男子ショートプログラムが当たり
大急ぎで宿や新幹線を取った。
ショートサイドの2階後方から
初めて羽生選手遠見た。
私にとってのはじめてのフィギュアスケート観戦
夢のようなひと時…
でも彼は最初のジャンプが抜けてしまった…
喜ぶ彼の顔が見たかった…
その日は会場の埼玉新都心から出ている深夜バスで帰った…
昔若い頃はなんともなかったけれど
還暦の身に、夜行バスは堪えるね。
いつのまにか涙がこぼれてきて、
羽生選手が思う演技ができなかった事が悲しいのか
フリーやエキシのチケットが取れなくて悲しいのか
60過ぎて、ちゃんとしたホテルに泊まる事が出来ないくらい貧乏な自分が悲しいのか
それとも、もっと前の想い出を
何故か思い出してしまったからなのか
自分でもよくわからなかった…
きっと3月が私にとって
悲しい事が多過ぎたから
感傷的になっていたのかもしれない。
しかし、試合の時に隣に座っていた方と
今もLINEを交換し、NHK杯も一緒に楽しんだ。
今度の八戸も一緒に行く予定。
羽生くんは、負けた事でモチベーションが高くなり、益々素晴らしい演技を魅せてくれた。
３月は別れの季節だけど
出会いの季節でもあるんだね、