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あれこれ

日々の事

モンスター

2013-04-08 14:46:22 | 
「モンスター」 百田尚樹 著

うー。おもしろかった。
日曜日一日で一気読みしてしまった。

作者が男なのに、容姿に恵まれない女の子の気持ち、よくわかってるなー。
ラストは作者が女だったら、もうちょっと違っていたかも。と思ってしまった。
整形は卑怯って結末かなと。

私は美容整形を全然悪いことだとは思わない。
よく「親にもらった体にメスをいれるなんてけしからん。」なんて言われるけど、
親だって自分で選んだ顔の子供を産んでるわけじゃないし。
その顔で一生生きるのは自分だし。
もちろん手術のリスクは考えなきゃだけど。

崎谷を選んでハッピーエンドになってたら、ものすごくがっかりしたから
ラストは良かったと思う。
あのまま亡くなるのが一番。先は老いて醜くなるだけなのだから。





主婦でイキます!

2011-03-09 15:50:58 | 
我が家の本棚には2冊同じ本ってのが、何冊かある。

私が2冊目を買った事はないので、
「ボケてんのか!」と内心思っていたのだが・・・

・・・やっちまった

とうとう私も同じ本買ってしまった。

ブックオフでパパッと3冊買った中の一冊。

しかもそれが、青木るえかの「主婦でイキます!」だった・・・

いや。好きなんですけどねこの方
突き抜けっぷりが素敵で。
そしてそのベクトルがおもいっきりなのが。

「この人たちがみんな・・・」の一文を、ふつーに道歩いてる時思いだし
通行人を見て独りで吹き出してしまった。
マスクしてて良かった

以前買った本は、本棚に入れておいて娘が読んだら嫌だなーと、
たしかブックオフに売ったはず。

自分が売った本だったりして
だとしたら、私はなんていいお客さんだろ。

また売りに行かなきゃ

天使の囀り

2011-01-13 16:30:53 | 
著者 貴志祐介

今、直木賞候補になっている「悪の経典」以外で
読んでいなかった唯一の作品。

たまたまブックオフで105円だったので、購入。

あぁ。もう。そんな廉価で購入してしまってすみません!って位。
楽しかった!!!

一気に読んじゃうのはもったいないと思いつつ
止まらない~。

第四段階の描写の時もパンを齧りながら読んでいた。
この時は自分の想像力が貧困でよかったなーと思った。
映像だったら、とっても食べ物を口に入れられないだろうな・・・。

「アウトブレイク」といい、猿は怖いな

それにしても、庭永先生の正体を早苗が指摘するまでわからないなんて・・・
自分はなんてバカなんだーと唸ってしまった。
メサイア・コンプレックスの事は最初に書かれていたのに


「悪の経典」は個人的な葛藤で読むのを躊躇していたけど、
買いだな。
ちゃんと定価で購入しよっと
その価値はきっとあると思うから。

25時のイウ゛たち

2011-01-12 15:35:28 | 
なんだか、あっという間に1月だった

知らない間に年が明けてしまった感じ
一人っきりで年越ししたのは、生まれて初めてかもしれないな~。
終わりが分かっているからなのかもしれないけど、
別に寂しくもなかった。


お休み中に読んだ本

著 明野照葉

面白かった~。
主婦の真梨枝に共感してしまった。
不感症ではないが。

外からみれば恵まれていて、さしたる問題もない家庭だけど、
なんとなくモヤモヤした毎日ってわかるわ~

私は誰かを攻撃したいとは思わないけど、
それはそこまで他人に興味がないだけなのかもしれない。
または、本能で不快になりそうな人には近づかない。

人に関わらない分、匿名で自分を曝け出せる場所があったら精神的に楽になれそう。

でも、ま、怖そうだし、実生活でも気をつけよ~っと。

本のラストは「人を呪わば穴二つ!?」って感じ
読みながらドキドキワクワクしてたから、ちょっと残念。
勧善懲悪じゃないほうが面白いのにな・・・。
大ボスはマザー一人だから、そうなるのかな。

タイトルの「イウ゛」は分かるけど、なんで「25時」なのか分からなかった



霧島、部活やめるってよ

2010-11-09 11:08:30 | 
著者 浅井リョウ

娘に学校の図書館で借りてきてもらった。

自分で頼んだくせに、やっぱ高校生の話はしんどいかなーと思った。
が、楽しめました。
遠い昔の高校時代思いだした。
もちろん、今の高校生とは微妙に違うけど、思っている事とかは不変なのかも。

創作ダンスもやったっけ。
その時の心理はまさに、こんな感じ。
女の子は常に団体でいるから、しんどい。
私は団体が嫌いだったし。
でも、とりあえずどこかに属さないと居たたまれない・・みたいな。

霧島本人のおもいは出てこなくて、周りの人たちの話だけど、
霧島の輪郭は見えてきた感じ。

私は常に下の人間だから、映画部の人たちに元気をもらった。