例年滋賀県高島市の大荒比古神社では
5月4日に例祭七川祭が開催されています。
中でも流鏑馬は人気のイベントで多くの人たちが楽しみにしています。
時間のゆとりを十分に取って見てきましたよ。
子供たちの神輿は親も一緒になって楽しそうです。
もちろん大人の神輿も・・・
この日は近隣の各村でお祭りが一斉に行われていました。
さて、午後からの流鏑馬は
神社関係の人、村の若者たち、招かれた小笠原流の名人などによって
参道の300mを駆け走り3つの的を射ることで行われます。
馬の背で手綱も持たず、矢を取りだし射るのですから
相当な難しさなんでしょうね、それも一走3回も・・・
今年は9頭の馬が参加しそれぞれ3回疾走しました。
なかでも小笠原流のこの方は所作はとても美しく魅入ってしまいましたね。
馬と一体になって的に狙いを定め
射る!!!
この一連の動作が素人目にもとても綺麗でしたよ。
走り終えた休憩場所の馬場で息を整え
馬達が話しているようです。
「お疲れさん~ ♪ 」
「いやあ後半きつかったわ~ 」 なんて(笑)
地方の村に伝統的に受け継がれている行事は素晴らしいですね。
若者の中には流鏑馬の上達を目指して
自分で馬を飼い訓練し、おかげでどこにも出かけられないのだと
司会者が笑っていました。
こんな世代が育っている事を頼もしく思っているのでしょうね。