yuzuの記

優しい風に誘われて

ふるさとは遠きにありて ( 姫新線 )

2017-10-04 20:34:26 | つれづれ

 

 

 この川のはるか上流に

父や母の生まれたふるさとがあり

そこはもうダムの下に沈んでいます。

 

私たちは 山と川に囲まれた静かな城下町で

3匹のワンコも一緒に 楽しく過ごしたものです。

物がたくさんあったわけじゃないけれど

もので補えない たくさんたくさんの思い出が溢れてる。

 

もうふるさとには両親も

育った築100年の家もなくなって

山と川だけが昔のままそこにあります。

川は旅して旅して海へそそぐけれど

私たち姉妹は西へ東へと別れてしまいましたね。

 

 

よく思っていました。

母のいてくれているところが

結局、私にとってはふるさとなんだろうな・・・ と

 

懐かしいあのふるさとは

幼馴染の友たちも散らばってしまって

だんだん だんだん遠くなっていくようです。

室生犀星の言うように

いづれ ふるさとは遠きにありて思うもの・・・

そうなっていくのかな。 

 

 

 

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6 コメント

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変わらない所 (yuzu)
2017-10-05 21:33:32
くーばあちゃん こんばんは~ ^-^

台北がくーばあちゃんの 第2のふるさとなんですね ^-^
いろいろな思い出があるのでしょうね。

私は若いころから各地に転勤していたので
10回の引っ越しがありました。
なので実家の田舎が 変わらない唯一の場所でした。
ふるさとがあるって ほんとにありがたいなあと思っていましたよ。^-^

写真 気に入って下さって嬉しいです。
白い花は 姫新線の傍にあるソバ畑なんですよ。
中井精也さんは何度も本を見せていただいている写真家さんで
わたしも大好きなんです ^-^
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水は清きふるさと~♪ (くーばあちゃん)
2017-10-05 20:50:36
yuzu さん、こんばんは。
今日は冷たい朝の名古屋でした。

画像にまるで、鉄道写真家の中井精也さんを
感じて、素晴らしい写真です♪

ふるさと>
私は物ごころついた時から名古屋で育ち
ました..今、住んでいる場所に近くて、
ふるさとを持っている人を羨ましく思ったりで..
でも、誰もいないふるさとは寂しいですね。

ふるさとを持たない私には10年間、結婚して
主人の勤務地であった台北..嬉しい思い出も
辛かった思い出もつまった台北が私のふるさと
だと。5年前に訪ねた台北での人の温かさは
変わらなくて、日本よりほっとして。

ラストの白いお花にどうしてなのかわからない
けrど涙が♡
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冷え込みましたね~ ^-^ (yuzu)
2017-10-05 17:58:36
pikaoさん こんばんは~ ^-^

いやあ今日は冷え込みましたね~ 。
こちら10度にもならないのですよ。
寒くはなかったですか?

0qdk田舎はとてもね自然豊かな温暖なところでしたよ。
母がよく こんな天候のいいところはないよ と
常々言っていました。
静かな城下町でここで育ったのは 自慢の一つです^-^
遠く離れて 知る人も少なくなると少し寂しいですね。
でも
山や川、通学した坂道など変わらずに残っていると
温かい気持ちになるものですね。^-^
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ふるさとを想う (pikao)
2017-10-05 13:40:42
こんにちは^^
yuzuさんの田舎は景色のいいところですね☆☆☆
そこはお母さんが生まれ育った地ですか
pikaoもこの夏 亡き父の故郷を訪ねました・・・
もう父の事を知ってる人もいなくなり
従姉弟たちからも語り継がれた事だけの話でしたネ
親の故郷の景色も昔と変わりありませんでしたよ
pikaoが生まれ育った地は町中ですが
幼友達もみんな離れ離れでそこには住んでいません
pikaoの実家では兄夫婦が家業を継いでます
両親が亡くなってもう他人の家になった気がします
それでも
帰るところがあるのは幸せなことです^^v


 
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望郷 (yuzu)
2017-10-05 07:01:59
星光輝さん おはようございます。

見ていただいてありがとうございます。
不思議なんですね。
親がいてくれている時は それほどの思いも無かったのに
ふたりとも亡くなって 家が更地になった時から
ああ もう帰る家はないんだな と実感しました。
ふるさとってありがたいんだなと
振り返って思うことです。^-^
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同感 (星光輝)
2017-10-05 03:40:22
yuzu sama

おはようございます
ふるさとは遠きにありて思うもの・・・
本当にそう思う
私の家は
ダム底ではなく
他人の手に渡り
いま帰る家がない
家なき子
齢を重ねるほど
哀愁の感です
素敵な写真と文
ありがとうございます
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