yuzuの記

優しい風に誘われて

天龍寺は春爛漫

2023-04-05 09:01:40 | 

 

 

渡月橋から人混みを通り抜けて天龍寺に来ましたよ。

いつもはあまりの混雑に避けて通るのですが

今回は天龍寺の百花苑のしだれ桜を見たくて参拝です。

 

 

天龍寺は臨済宗天龍寺派の大本山で

後醍醐天皇菩提を弔うために足利尊氏が創建した寺院ですね。

 

 

大方丈から書院にかかる曹源池には大きな鯉がいますが

私はこの池に来ると、桂文珍さんの落語の一節をくすっと思い出します。

それが曹源池だったかどうかは定かではないのですが

思い込みの記憶かも知れませんね。

 

池の傍に老人が座って

先ほどから何故か 鯉めがけて10円玉をポイポイと投げ込んでいます。

「あんたさんさっきから10円玉を投げ込んでなさるがどういう事ですかいな ? 」

 すると老人は傍に立ててある小さな立て看板を指さしました。

そこには「 鯉の餌10円 」 と書いてありました。

ふーむ ^-^

 

と、そんな一節でしたね。ほんのしばらくたってから

クスッと笑えるそんな落語でしたね 。

 

 

百花苑はそれは見事な花盛りでしたよ。

春爛漫とはこういう事なのでょうね。

 

 

桜の種類も多くて一度期に咲いています。

 

 

特にここはしだれ桜が見事ですね。

 

 

ボケの花

名前とはうって変わって可愛い花です。

 

 

竹林を背にシャクナゲも一時に咲きます。

 

 

椿やレンギョウ、三椏,ユキヤナギ、つつじ・・・

裏山を散策しているとまさに色とりどりの花たちが

今を盛りと迎えてくれます。

 

 

どうしてこんなに一時に咲かせられるのか

きっと工夫やご苦労もあることでしょう。

7割がた外国の観光客の皆さんでしたが

春の花の饗宴に歓声の上がる天龍寺でしたよ。

 


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