goo blog サービス終了のお知らせ 

yuzuの記

優しい風に誘われて

京の冬  ⑤ 貴船神社

2018-02-03 07:39:00 | 季節

 

 

 京都市左京区にある貴船神社は

全国に450社ある貴船神社の総本社です。

地域名の「きぶね」とは違い

正式には水神であることから濁らずに

「きふね」というのが正しいそうです。

 

 

叡山電鉄 貴船口駅から2.1キロ 徒歩だと25分

バスも出ていて 京都バス「貴船」下車徒歩5分の所にあります。

隣の鞍馬寺へは散策コースともなっていますね。

 

 

出かけた1月27日は雪が降って

小康状態になった昼過ぎに撮ったものです。 

  

 

 雪が降ると鳥居などの朱が

白い世界により映えて綺麗ですね。^-^

  

 

 貴船神社は水の神様と言われると同時に

縁結びの神としても知られます。

古来より晴れを願う時には白馬が

雨を願う時には黒馬が奉納されていたのが

実際の馬に代えて 木の板に描いた馬が奉納されたことから

「絵馬」が発祥した由来だとも言われています。

 

 

雪の夜、ライトアップされた朱の道は

幻想的で美しい世界ですが

雪の夜は暗く狭い道とスリップの怖さに

今だ立ち会う機会を持てずにいます。

  

 

夏場は 川床で涼を楽しむことで知られる貴船は

冬もどこか古の風流な趣が漂い

品格ある情緒を 味わえるところだと思いましたよ。


京の冬 ④ 大原宝泉院

2018-02-02 18:00:00 | 季節

 

 

 雪景色を求めて貴船神社への帰りに

大原の宝泉院に行ってきましたよ。

 

 

 もう何度も訪れていますね。

天台宗門跡、大原三千院前の

参道をそのまままっすぐに行くと

一番奥の突き当りに

 

 

 

 天台宗、大原の中心的道場「勝林院」の

堂々たる姿が出てきます。

勝林院のすぐ左手が 宝泉院になります。

 

 

宝泉院はその勝林院の塔頭になるのですね。

門をくぐると左手は庭へ

右手が受付になります。

ここは「額縁庭園」 として有名で

秋、紅葉の頃にはそれは見事ですよ。^-^

 

 

 

雪で足元も悪かったこの日、人も少なくて

久しぶりに静かにゆったりと

「和」 の趣を堪能させてもらいました。 

 

 

 

 額縁に入ったような庭園を

いろんな角度からゆっくり見られるのは

あまりないことなのでラッキーでしたね。^-^

 

 

 水琴窟の音に 耳を傾けながら

( この日は鹿威しも雪の重みで静止していましたが ) (笑)

一服のお茶をいただく・・・

静かで贅沢な時間かもしれませんね。

 

 

 庭には この寺のシンボルである

樹齢700年の五葉の松が・・

遠い古に思いを馳せる 緩やかな時が過ぎていきます。

 

いい時間をありがとうございました。

 


京の冬 ③ 叡山電車 雪の鞍馬駅

2018-01-30 21:00:00 | 季節

 

                                             駅にいる天狗

 京都市左京区鞍馬本町にある鞍馬寺には

電車なら 京都の出町柳から叡山電車で30分ほどで着きます。

平日ならAM7.00~ PM17.00には毎時3本、

土日ならAM7.00~ PM7-17.00に毎時4本です。

この駅から鞍馬寺は 徒歩ほんの数分ですね。

 

                                               鞍馬駅

千二百年余の歴史を持つ鞍馬寺は

鑑真の高弟鑑禎によって 開山されたと言われています。

源義経( 幼名 牛若丸)や 鞍馬天狗をめぐる

パワースポットの霊山として知られているようです。 

牛若丸は7歳で入山し、16歳の頃奥州平泉に下ったそうですね。

駅を出たとたんに大きな天狗が現れて

びっくりしますよ~ ^-^

  

 

 この日は時折雪も激しく降ったりして

鞍馬駅はなんとも威厳ある風情でした。

 

 

 入場券を買って電車を待っていると

駅員さんが、写真撮るなら入っていいですよ と

改札を通してくれました。ありがとう~ ^-^

 

 

 また なんとも可愛い乗客です。

しっかりと雪対策ですね~ ^-^

 

 

 電車は 駅直前のカーブに緩やかに現れて

 

 

 また 雪の舞う線路を京都方面に向かって

走り出していきます。

 

 

なんだか凛とした自然の中

きりりと身が引き締まるような鞍馬駅でしたよ。^-^


京の冬  ② 鞍馬寺

2018-01-29 07:33:00 | 季節

 

 

 今日もこちらは雪景色です。

寒い、痛い朝が続いています。

さて 1月27日吹雪のような地元から

山越えで京都の鞍馬山へ~ ♪

雪除車が通ってくれた後も

あちこちアイスバーンになっていて

慎重に慎重に・・・・

 

 

 鞍馬寺に着くと、雪は断続的に降ってくるものの

時折青空も顔を出して

明るい雪景色の時間帯もありましたよ。

 

 

南天に雪 その後ろに青空

良く似合うなあ~ ☆☆

 

 

 上まで上がってみたい気持ちはあるけれど

この分では雪に阻まれながらの

お参りになるだろうと

山門の所で拝礼、手を合わせて

最寄りの鞍馬駅に向かうことにします。

 

 

 これまでシーズン中だと

駐車場を探すのに苦労していたのですが

山門すぐ下のこちらでは

珈琲一杯飲むだけでも

車を停めさせてくれるのだとか・・・

お店の方といろんなお話をして

次回はお願いすることに ^-^

 

 

 

ここは昔、おばさんの全快祝いに

母と三人でお参りしたことがありました。

月日の経つのは早い事・・・

もう おばさんも母もいなくなってしまいました。

 

綺麗な雪景色ですよ。

私は無事日々を過ごさせてもらっていますよ。^-^

 


京の冬  ①金閣寺

2018-01-28 08:40:00 | 季節

 

 

 

 

 

全国的な寒波の襲来。

こちらでも雪がよく降りました。

いやあ 毎日雪の交通渋滞との闘いですね。

それ以前に 50センチからの雪に埋もれている車を

駐車場から脱出させるのに

有志が6.7人で1時間以上の雪かき・・・

今年も雪の洗礼を受けています。

雪国ではきっと大変なご苦労でしょう・・・

 

 

 今年は雪景色もあちこちで見られるでしょう。

そうだ京都近隣を撮ってみよう。

幸い 土日にもかかっているので

まずは金閣寺に出向いてみましたよ。

 

 

ところが 国道に出るまでの200m位の道も

住人が雪かきするほどの積もりかたでも

京都市内に入るとチラチラはするものの

雪景色とはなっていませんでした。 

 

 

 いくつか巡ってみようと思っていたけれど

これでは無理のようですね。

またの機会にしましょう。

 

 

 金閣寺は久しぶりです。

開門の9時にはまだ人も少なくて

凍った池の風情を味わっているうちに

どんどん混み合ってきました。

そのほとんどが外国の方たちのようです。

 

 

 日本語が飛び交わない違和感にも

この頃では慣れてきましたね。

ちなみに金閣寺の雪模様は ↓のような感じです。

 

 

次の日から 貴船、大原宝泉院、鞍馬山、など

雪の見られるところに行ってみましたので

随時アップしていきたいと思います。^-^


メタセコイヤ並木に雪が降りました

2018-01-18 11:11:00 | 季節

  

 

 

日本国中を最強寒波が覆った1月13日

昨夜来 しんしんしんしんと降った雪が

ベランダにも10センチほど 積もっていました。

 

 

 

 幸い土曜日です☆☆

行こう~ !!

迷わずマキノのメタセコイヤ並木に向かいます。

 

 

 

 まだお日様も顔を出していなくて

ラッキーなことに人影もまばらです。

 

 

 

7時前、 

いつもなら 外国の団体さんで溢れている並木も

この時間帯は静かなものでした。

数名のカメラマン氏が

構図を探して歩いている程度です。 

 

 

 この日は雪の量は多くありませんでしたが

雰囲気は醸し出してくれています。

日が昇って溶け出すまでの時間は

そう長くなさそうですね。

 

 

数時間後、

メタセコイヤ並木は

うっすらの雪化粧に変わりました。

写真はつくづくタイミングですね~ 。


雪晴れの平湯にて 望岳

2018-01-15 18:04:58 | 季節

   

 

1月7日は3連休の中日。

絵にかいたような素晴らしい青空です。

高山からR158をおっかなびっくり走って

平湯温泉にたどり着くと

正面に名峰槍ヶ岳の雄姿が飛び込んできます。 

 

 

 ああ・・・槍だ

20年の登山の中で

登頂したのは1度きりでしたが

もう山歩き程度になってからも

あの時の感動は鮮やかに心に残っています。

ここからの槍ヶ岳も綺麗ですね。

 

 

 

 余計なものを雪で覆い尽くした銀世界は

真っ青な空の下

きりりと本当に美しく映えています。

  

 

 山頂の樹氷もレンズを通して

鮮明に届いてきますね。

 

 

 私は雪が降った時の

観光バスがとても好きです。

日常から非日常へ踏み出していく

あのワクワク感と新鮮な期待感。

そこには楽しみしかなくて 乗っている人たちは

きっと今、幸せなんだろうな・・・

 

 

 平湯温泉のバスターミナルすぐそばの交番。

まだこのエリアに不案内だった20代のころ

何度かお世話になりましたね ^-^

 

 

過ぎ越し日々から続く未来の日々へと

バスが出発していくようで

見ていると嬉しくなってしまいます。

平湯のバスターミナルからの槍ヶ岳は

何よりのご馳走をいただいた気分でしたよ。^-^


雪の降る街を ( 飛騨高山 )

2018-01-13 17:43:52 | 季節

 

 

☆☆  雪の降る街を

雪の降る街を

 

 

思い出だけが通り過ぎていく 

 

 

雪の降る街を

遠い国から落ちてきた

 

 

この思い出をこの思い出を

いつの日か包まん

暖かき幸せのほほえみ ☆☆

 

雪の高山を歩いている時に

この歌詞が この曲が

BGMのように脳裏に流れて

とっても臨場感あふれるシーンに

感激しながら

人のウオッチングをさせていただきました。


飛騨高山の雪模様

2018-01-13 07:21:00 | 季節

 

 

飛騨の小京都、高山は1月6日大雪でした。

 

 

夕暮れ時に着いたのですが

歩き始めると 目が開けていられないほどの降りかた。

スキー場以外でこんなに降られたのは

初めてのことでしたよ。

 

 

 まだお正月気分が残っている街に

観光に来る人もたくさんいて

この雪の洗礼にはびっくりですね。

 

 

 払っても払っても頭や肩には

すぐに雪がこんもりと積もってきます。

 

 

 

 古い町並みを歩いていると

その昔は よほど寒かったことだろうと

偲ばれることでした。

 

 

 スローシャッターにはしていなかったのですが

雪の流れが分かる写真が多かったです。

 

 

 高山で私の好きな喫茶店です。

外国の方も多く来られていますね。

 

 

 当夜もしんしんしんしんと

降り積もるような雪でしたよ。


冬の風物詩 福地温泉の青だる

2018-01-12 07:06:51 | 季節

 

 

                                       青だる (電球モード) 

 

 

高山から158号線で北上すると

1時間ほどで平湯に着きます。

この峠道の行程が凍結で 恐ろしく危ないのですね。

通ったのが朝8時過ぎだったので

道路はテカテカに凍てついて キンキンの悪路です。

前を行くレクサスはよく滑っており

後ろのBMはノロノロ運転です。

途中、身動きできなくなった車や

横転して途方に暮れている人たちも見受けました。

平湯直前のトンネルを抜けると 大きなカーブは下り坂で難所。

もうもう緊張の連続!! 肩が凝った~ 。

平湯に辿り着きふわっとした雪道になった時には

思わず ふう~(‐ω‐;;)  雪道はほんと怖いですね。

ここ福地温泉は その平湯から車で10分ほどの所です。

 

 

北アルプスの懐に抱かれるように広がる

奥飛騨温泉郷のひとつですね。

  どこか懐かしい昔話が似合うような里です。

 

 

 

青だるとは、福地温泉上流に福地壁という絶壁があり、

岩から滴り落ちる水が冬の寒さによって凍りついて、

青い水の帯のように見える現象のことをいいます。

ここでは沢の水を温泉街の木々に噴霧し、青だるにしているのですね。

 

 

 前はもう少し青み帯びている気がしたのですが・・・。

12月から3月半ば頃までライトアップされ

幻想的な光景が広がります。

 

 

囲炉裏端で昔話など聞きながら

夜が更けていく・・・

そんな情緒たっぷりの里山ですね。^-^