コーヒー豆を買いました。
それは普通のことで、豆もいつでも買える豆ですが、
私には年に一度この時期だけの、
ちょっと特別な豆なのです。
一年ぶりの味が懐かしく、
それに用意をしてくれた学生バリスタさんは
いよいよ大学卒業ということで、
あんな話こんな話、
しみじみと思い出しました。
袋を描くのが楽しくなってまた描きました。
今度は二つ。
手書きの跡もあります。
字をまねするのは難しいですが、
ていねいにていねいに・・・
ふう。描けました。
でも何かおかしい。
袋の女神の顔が前のとは違うのです。
そしてなんだか、
それぞれの豆を詰めてくれた人の顔に見えてきます。
不思議だなあと思いながら目をやると、
笑われたような気がしました。
