母の妹 叔母と従姉妹2人と妻を連れ
車で姉の見舞いに行った。
よく可愛がってくれていた叔母は、娘たちにも連絡し
一緒に行くこととなった。
昔話などいろいろ話したが、反応は無い。
でもうっすら涙を浮かべているようで、
聞こえているのかもしれない。
「目を覚まして!!」
みんなの願いを叶えて欲しい
父親の言うことに忠実で、全てを受け入れ従い
人生を送ってきた。結婚もした。
結婚しても舅姑に優しく素直な嫁であった。
本当に良い姉だった。
なのに なぜ・・・
声をかけ、手を握っても何も言ってくれない。
この手で私を撫で、おむつも替えてくれたに違いない
手を握って励ましてくれた
その柔らかで優しい手を握っても、
握り返してくれない
本当に優しい姉だった。
何とか目を開けて欲しい。
たとえ目が見えなくても、手足が不自由になってもいい
ただいるだけでいいのに。
何も姉にお返しすることなく終わりたくない。