この、恵那川上屋の「栗きんとん・恵那栗」は、砂糖の甘さがきつくありません。栗本来の甘みを感じられる、本当に上品な味だと思います。田舎のお菓子は、素材は良いけれど味付けが洗練されていないケースが多いですものね。でもここの栗きんとんは本当に旨く、どこに出しても恥ずかしくない逸品です。
冬の季節のお菓子として、干し柿の中に栗きんとんを詰め込んだ「冬栗きんとん・ひなたぼっこ」もあります。こちらは、市田柿の干し柿を使っていますが、柿と栗が調和して「ひなたぼっこ」しているような、ほっこりとした優しい味わいになっています。
店のコンセプトも、地元志向で貫かれています。材料の栗を、地元の契約農家と一緒に開発し、生産。そして販売も、全国のデパートへの出店を止め、地元の直営店でのみ販売する・・・。
地に足の着いたお商売をすることの難しいご時世。(?)今の風潮に流されることなく、頑張っているお店は、応援したくなります。私個人の好みとして、このお菓子とお店は、大切にしたいですね
直営店は、岐阜県内に６店舗あります。その他では、名古屋駅のホテルアソシア１Ｆにある喫茶店でのみ、購入可能。ただし、名古屋では、「恵那栗」「ひなたぼっこ」のみの販売。(2003/12時点)
店名：恵那川上屋
住所：岐阜県恵那市大井町2632-105(恵那峡入り口)
電話：０５７３－２５－２４７０
定休：不明
営業：不明
駐車場：あり
ＨＰ： http://www.enakawakamiya.co.jp/index.html
Memo：栗きんとん・恵那栗(6個入りY1200)
冬栗きんとん・ひなたぼっこ(5個入りY1250)
