僕の細道

3.地域、行政、防災ボラ団体の役割について

 3.地域、行政、天白でぃぷりの役割について

1) 天白区の概要
 ○ 人口の推移
  ・ 東部丘陵地帯 全般に地盤状況は良い。
  ・ 地元2割 町内会への加入率4割
  ・ 伊勢湾台風以降、転居者が増加。
  ・ 地下鉄鶴舞線開通により人口増加
  ・ 植田、平針の開発による人口増加
○ 特徴
  ・ 傾斜地の造成が多く、盛り土部分は地震による沈下や地滑り、揺れの増幅につながりやすい。
  ・ 天白川と植田川付近の低地は液状化の可能性も否定できない。
  ・ 住宅では一戸建てよりもマンションが多い。
  ・ 丘陵地ゆえ坂が多く車社会となっている。(治安:ひったくり、空き巣)(防災:横のつながりが広がりにくい) 

2) 行政の役割
    区役所(総務課、福祉課)*資料部分参照
    天白社会福祉協議会 名古屋市社会福祉協議会(ボランティアセンター)
  公署(警察、消防署、土木事務所、上下水道局、環境事業所、保健所、生涯学習センター)

3) 「天白でぃぷり」の役割
  ○ 成り立ち 
    2003年春より準備会が始まり、8月に設立。
  ○ 構成
    天白社会福祉協議会、「ふれ愛ネット」の防災部会、災害ボランティアコーディネーター、防災に関心がある人

防災の講座を終了したボランティアやコーディネーター、リーダーだけでなく、防災に関心がある普通の方でも参加が可能な組織となっているため、人材構成が多岐に渡っています。また、社会福祉協議会が中心となってくれたおかげで、健常者だけなく、要援護者と呼ばれる乳幼児、高齢者、障害者を含めた観点から、防災に携わることができる組織となっています。

○ 活動

・ 被災地へボランティアを派遣 
・ 地元の防災訓練に参加
・ 講師派遣(生涯学習センター、生きがい通所、小学校、市内、県外へ。)
・ 他災害ボランティア団体との協働(あいち中越支援ネットワーク、名古屋災害ボランティア連絡協議会)
・ 東山イースト事業(厚生労働省助成金を活用)
・ 天白でぃぷり主催防災学習会(まちづくり推進助成金を活用)
・ 避難所リーダー養成講座(天白区16小学校区2006年夏から2011年度終了)
・   防災学習会 ≪5つの柱≫ 総務(基礎)、救護、介護(要援護者)、物資、実働(家具固定)
 天白でぃぷりの役割は、名城大学に設けられるボランティアセンターの運営に携わります。

各学区に設けられる小学校を基本とした避難所の運営には、間接的にしか関わることが出来ません。だからこそ、今年度夏から始まる「天白区避難所リーダー養成講座」が設けられ、そこで勉強された方々が主になって、今度は地元での活躍が望まれることになります。天白でぃぷりは、それを支援、協力する団体となります。そして、この勉強会(学集会)は、今後、一緒に活躍してくれる仲間を増やすための集まりとなって欲しいと願っています。
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