世界史履修問題

とうとう自殺者まで出てしまった。

高校の必修科目の問題である。

一応教職の身としては思うところがたくさんある。

普通に授業を行った生徒（学校）が損になっているではないか。

抜け駆けするなと言いたい。

そもそもなんのための「授業」なのか。

もう進学校では授業は大学入試のための授業であり、「学ぶ」「教える」

といった関係ではない。予備校となんら代わりの無い学校。

長い目でみてその個人や国にとってメリットなのだろうか？

画一的な人間、物を考えられない人間を大量生産する工場になっている。

高校だけが問題ではなく、「学歴社会」が招いた結果である。

みなさんの周りの仕事が出来る人、成功者は全員が高学歴者？

こんな考えで教育者と言えるのか。生徒の事を心から考えているのか？

仕事柄、高校や中学の先生と会うことが多いのだが、人間的に？な人も少なくない。

先生のいじめで生徒が自殺した問題は必然的だったのだろう。