いい塩梅でがんす
先日水上から一足伸ばして十日町へ行ってみた,例によってふらふらと山道を放浪していると、名もなき小さな池に出会った
花を探しながらのドライブなので気が付いたが全く気づかないほどのものだ
この時季雪解け水でたまるのか或いは雪解け水がしみ出してきて貯まるのか、下に田圃もない山中の水たまりだ
何気なく、もしや?と思って止まってみると、森青蛙の卵塊が有った、
そうーと近付くともう幾日か経ているらしく表面が固まりつつなっている
一部は孵化して池に落ちて泳いでいる、おびただしい数だが、、、
泡状で落ちたものもあるらしく水面に浮いている、或いは木に登れなかったのかもしれないが???
木の枝が一緒に落ちているところから、枝が重さに耐えられなかったのかもしれないし、心無い者が無理やり落としたのかもしれない
雌の「森青蛙」にオスが三匹も絡みついている、交尾はしないが産卵時に精子を掛けるだけらしい、こういう状態になる
どんな動物も種を残すということは大変なことなのだと感じた
綺麗に丸くなっている卵塊もある、別に空腹の訳ではないが、おいしそうに見えた
下には山椒魚の卵ではないかと思う卵が産んであった
まだ孵化していない、時間差で孵化して孵化すれば養成で孵化するので食料のオタマジャクシがにいるという段取りになっているらしい
自然とは厳しくやるせなく、生死の戦いの中で生きているのだと感心し、よくできていると思った
山中の小さなため池にも大きな生存競争の世界があり多くのドラマがあるものだ
暫く自然の営みの中にいた、 犬棒旅の面白さだ
そんじゃあまたはなすべえ
遊童子
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