おはようがんす
コロナ禍の中の誕生祝いに心配もあったが無事にできた
本人も大満足であった
長い歴史の中に佇む湯西川温泉は静かな気品に満ちた温泉で有った
正誤の評価は別として、平家の落人集落と言う公言は確かに重みがある、なんとなれば五百年ものあいだ平氏だという
誇りを守ってきた、代代の住人達の努力は立派だ、その家系や伝統を守り継承するという事は普通の思想ではできない
其の時空を超えた誇りと言うものが心のどこにでもあるということが必要なのだ
そして代代の平氏の誇りを維持継承する立派な祠が二棟立っていた、心からの敬意をこめて参拝させていただいた
そうした歴史や誇りと言うものはひけらかす物ではないと思っているので映像は出さない
たいらのたかふさ.と読む。ご先祖のお名前をそのまま旅館の名前にしたと言う
長屋門が格式と歴史と誇りを感じさせる、決して立派な豪勢な長屋門ではないが、それでもここに建てたというご先
祖の意気を感じた
玄関も立派である、ご先祖が材木商していたことがあるという総じて使ってある材木の規格が大きい
従って近代に建てたものも大きめの規格である、そして何よりも新建材でないのが良い
斜面を利用して建てた建物は三階建てに見えるが実は平屋建てである、各部屋も殆どが無垢材で感心した
雨漏りがした時代もあったとか、栄枯盛衰は時の流れだ、それでも崇高な矜持を持ってきたことは凄い事だ
最初のフロントに至る階段も栗の無垢ざいで磨きこんである、勿論床も,何におかいわんやである
ただ部屋に入るまでの長階段には腰痛持ちの私や足の弱い姉には応えた、見上げた状態だ
上がりきって見下ろしたところだ
中段の食堂に向かう長廊下もすごい
食事は懐石料理ですこしずつちょこちょこと出てくるが結局食べきれないほどの量がある
これは朝食風景だ
朝食も同じく食べきれないという結果であった
朝湯をいただいてきた、館外に四か所の大露天風呂を含めた湯殿があり館内に矢張り四か所の浴場がある
ゆっくりとつかり、旅館の前の林道を走って二日目の小旅が始まった
そんじゃあまたはなすべえ
遊童子
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