臭い仲

お晩でがんす
暮れももう27日です、もう少しで「複雑な」正月ですね
暮れの大掃除は２８日と決まっているが、今日は日曜日なので落ち葉掻きや
枯れ枝取りや庭木の焼却など忙しい一日であった
焼却炉の天井が熱くなるので何時もこの時に、友人から戴いた「臭や」を焼く
名前の通りかなり臭い、が、味は最高である
家人がにおいを嫌がるので外とで焼いてから家の中に入れる
焼却炉の上から風に乗ってかなり遠くまで臭う
匂いで死んだ人はいないから構う事はないのだが、、、、、



くさやの友人とは長い付き合いである
かれこれ３０年になろうかと思う、先般仕事の見積もり依頼が有り矢張り友情を信じていてよかったと思った
毎年年越しそばを届けている仲間の一人だ
然し世の中それほど甘くはない、昔から「天秤棒の先と、充ては先から外れる」
という、見事に其の通りになった
当社の見積もりが他社のより高かったのか、あるいは施主の思惑より高かったのか解らないが、金額が合わず、不調であった
よくある話である、が、友情を、、、、と思っていたので、つらかった
然し、このくさやで、臭い仲になり、ふっ切ろうと思っている
勿論、年越しそばは取りに来てもらうつもりでいる



色色の事が有って人生は面白い、だから次の手立てが考えられる
成功と挫折の繰り返しが人生であり仕事であろう
と、、、最近思えるようになった、年をとったものだ
三途の川は泳げないので誰かに手助けをしてもらわないと溺れてしまう、だから敵は少ない程良い、が、、、
溺れてももうすでに死んでいるので其の先死ぬことはあるまいと思う事もある

まあ深くは考えず、暮れで忙しいのだから

そんじゃあまた話すべえ
遊童子