尾瀬の3
お晩でがんす
尾瀬は今日も変わらぬ優しさと美しさで接してくれている
杜若に大分席巻されて数が減って来た檜扇菖蒲だ
鬼下野や行者大蒜に侵略されている感じだが、やはり水辺でないと咲けない花だから水の中へ立っている
花弁の中心の綾なす細い線が特徴だ
杜若の花弁の真ん中にある白い鋭い手裏剣の様な模様とは一目で判別できる。
その毒は人間でもかなりの打撃を与えることができる、毒芹、がちらほら見えるのだが結構量がある
一見目立たない花だが湿地を好む花で良く和芹、と間違えて被害に遭う曲者だ
普通の燕より一回り大きな岩燕が山小屋の軒下に巣をたくさん作っている、
燕除けのネットを取り付けようが鷹の目を付けようが、お構いなしで其のネットさえ利用して作っている
手近の踏み跡の裸地にある雨でぬれた泥炭を啄ばんで巣造りをしている
里の燕は四半円の巣だが岩燕は屋根まで付けてしまうドウム型の巣だから泥も沢山必要だ
此の小振りの葉っぱが尾瀬の水芭蕉だ、途中でみえた芭蕉っ葉は本流の水芭蕉ではない
富水現象で、栄養過多になった水がこのような大葉の水芭蕉を現出させてしまったのだ
芭蕉とは、沖縄などにあるバナナの一種で芭蕉布を作る原料の葉のことでその葉に様子が似ていることか
らの命名と聞く、俳聖、松尾芭蕉は、芭蕉葉が二枚もあれば雨が凌げて旅ができるとしたことから自ら
芭蕉と言ったそうだが、果たしてそれほど謙虚な気持ち旅ができたのだろうか
供を連れての豪華旅であったと推測しているが、歩いての旅はさぞや色色な感動に巡り合ったことだろう
高山植物の白山千鳥と同定したが間違いか???、時々見かけた
子供会の子供と役員御一行様の内元気印の人達の十六人と空蝉の術を遣って三十二人になった映像だ
私が若いころは一面に生えていたように思うが。柳虎の尾。葉が柳の葉に似ていると言う事らしい
何を気紛れたのかとんでもない時期に、小梅蕙草、が咲いていた、遅れ咲き、もいいところであるが
目を愉しませてくれたことには変わりがない
何にしても孫と子の同伴しての旅は幸せの旅であった
同じネタを三日も出してしまい申し訳ありませんでした
そんじゃあまたはなすべえ
遊童子
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