遊童子のひとり遊び

日々の生活の中で心を休ませる時間と趣味を独り言の中で話すブログです

水上温泉ホテル聚楽

2022年06月24日 | その他

おはようがんす

先日私の長年の友人のN氏が長年の社会貢献が認められて叙勲を受けた

そのお祝いにお招きを戴いて参加してきた、思えばもう五十年にも成る付き合いだ、善いも悪いもさらけ出しての付き合いで有った

もう一人同じ付き合いをしていたS氏が心臓の急変でもう以前に亡くなった。三羽烏で付き合ってきた、三馬鹿鴉だったのかもしれない?

然し一人減ると矢張りいけない!疎遠になるし話が見えなくなる。年中行き会って居なくても心が繋がっていればと思って居たが

矢張り数を逢う方が良い、加齢とともにさらに疎遠になる。

「そうだ俺にはこんな心から許せる友がいるんだ!」と思う気づきが少しづつ減って行く寂しい事だ

ただそれをどんな形で出したら一番良いのかと悩むが、もちろん一番の形など考えられないのだから気が付いたことを地道にやって行くしかない

下戸の私には乾杯をして口をつけるだけで、痛飲して肝胆相照らすという芸当は出来ない。昔は出来たのだが、、、、、、、

只共通の時間を穏やかに過ごすだけだ、食事を一緒にし色色な話をし。風呂に一緒に入り又思い出話をし。一端寝たのにまた起きて世界の話を

する、それこそが心許せる友との語らいで有り付き合いであると思って居る

そんな夜を過ごしてきた、、当館は年に三四会はお世話に成る、特にご近所に又友人がいるからついつい我儘を言ってお願いしている

だから今までは楽しみが先で気づきが無かったが、なかなか気心の行き届いたホテルでとても気に入っている

 、フロン受け付けだ

ロビーの休憩所は大きな暖炉がある、冬はとても趣があるものだ、その隣には大きな広いコーヒーラウンジがある

早い時間に到着しても。此処で飲み放題の珈琲を飲んで坂東太郎の大きな瀬音を聴き乍らの峡の萌え葉の季節絵を揺ったりと楽しめる様に

広いスペースが用意してある。実に行き届いている

個人的な祝宴はこじんまりと派手にならぬ程度に至れる尽くせりの料理を戴き昔話をしながら過ごした、食べるのが忙しくてカメラを忘れた

下戸で有り何度も何度も転移、転移、で手術をして来たので食事はどうしても少ない、これが私の朝の食事だ

元元の育ちが卑しい育ちなので何度失敗しても多く食べてしまう、愚かな事だ

今朝も鮎の塩焼きがあまりに眼についたので一つ戴いてしまった。結局この分が多くて満腹になりすぎた

朝ぶろにゆっくり入り、腹こなしをしたがそんなに簡単にはこなれない「馬鹿の知恵後から出る」諺の通りだ

友人のように叙勲を戴く程の充実した人生を過ごして来た人もいるのに。私のように病みと生活との戦いを三十三年もして来た人もいる

最初の手術の折、いよいよ彼氏もだめらしいと世間に噂が流れた。七月に入院して暮れに退院した、只、今は死ねないと謂うだけの気持ちで必死に

生きて来た。もう三十三年経った若しもあの時にと思うと三十三年忌だ、夫夫の供養には夫夫の名目があり役目があり担当の十三佛様が

その都度仕切る。

三十三年は最後の供養で虚空蔵菩薩様が仕切り御守護してくださる。そしてここで現生の供養は終わり後はただ忘れられるだけだ

折角生きたのだから、、、生かして戴いたのだから、時代の流れに即応して、人生百年時代を全うする気でいる、一寸欲が深すぎるかな、、、、

生きていても十の内七つは面白くないことが多いが、残りの三つは七つに匹敵するほど楽しい、だから丁度良いのかもしれない

自分の分処に有った自然流の日々こそが幸なのであろう、、、、、未だやり足りないことが沢山見える、楽しきかな人生

 

そんじゃあまたはなすべえ

遊童子

 

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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生きていればこそ (チョキ、チョキ)
2022-06-25 14:30:59
あの大手術からもう33年経ちましたか?

>生きていても十の内七つは面白くないことが多いが、残りの三つは七つに匹敵するほど楽しい

生き残った人の言葉は心に響く
返信する
ただ生きて来ただけ (遊童子)
2022-06-27 12:25:00
ちょきちょきさんへ
こめんとありがとうございます
心の琴線に触れて呉れればそれだけで有難い
ただ何となく三十三年も生きてしまっただけだ
別に長生きしたから何かができたとかもない
ただ折角駄目かと思ったのが復活したのだから人の事まで何かに及ぼせる力もないがせめて自分だけは
何とか有意義に生きたいと思って居る
ただそれだけだ
返信する

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