梅と雨で梅雨

お晩でがんす
又今年も梅の時期が来た、地元では梅の収穫でまるで戦場の様である



何時もは人通りの少ない静かな山里だが、梅の花の時期と、梅の収穫の時期は、別だ
一軒の農家で大凡１０人から２０人の人を臨時で雇用する
地縁血縁、友人知己、ありとあらゆる手段で人を集める
そうすると、１００軒の農家で１０人づつにしても、１０００人もの人が畑に集中する
それはそれはすごい数の人と車である
大型トラックが毎日何十台と来て生梅を積みこんでゆく
何しろ一軒で１ｔ，とか２ｔとかの梅を全て一粒一粒手もぎ取るのだ、
まさに人海戦術である、そしてこれしか梅を傷めずに収穫する方法がない
我が家の親戚でも、毎日２６００Ｋｇ～３０００Ｋｇを収穫している
恐ろしい数量だ
私の可愛い金魚の子供の様な仄かに赤みを帯びた人差し指と比べて戴くと大きさがわかる



此れが平均的な梅の大きさだ、これの集合体が２ｔ、とか　３ｔ，とかである
想像ができないと思うが、、、、、
こうして雨の日も天気の日も休まず収穫した物を毎日毎日自主選果する
一コンテナ２０Ｋｇくらいのものを次々と収納室に入れる
迫り上げのベルトに乗って選果台に落ちる、それを目視でＢ品を選り出す



そして選果機にかかる、穴のあいたローラーが回転していてその穴から落ちたものがＳ，
二番目に落ちたものがＭ，と言った塩梅で４-５段階が有る



矢張りＬや　２Ｌ、３Ｌが高価で取引されるそして４Ｌ以上の物は私が彼方此方に送る事にしている
そのためには少しはお手伝いに行かねばならぬ、、、、、、
それも楽しみの内である
父の日の日曜日は毎年梅と格闘している、恒例の年中行事になってしまったようだ

そんじゃあまたはなすべえ
遊童子