おばんでがんす
我が家の銀木犀の下には山の自然に生えているふうきがある、其の風味を愛でて蕗を、ふうき、と呼んで
いる、優しい響きだ、そして其の独特の苦みを持った味は当に大人の味だろう
もう本心芯過はぎたが早咲きの花は遅霜にやられて見る影もないが其れでも種はできるのかもしれない
少し遅いが未だ食べ頃なので摘んで見た
菜の花が新芽を積んで食べきれないのでもう花が咲いてしまった
少々肥料分に掛ける場所なので早く花が咲き実が成ってしまう、生き残り術だから仕方がない
春なのに雪雲が出て風花がとんできた、気紛れの三寒四温は想像の域を超越している
まつのしたに昔群れていた喇叭水仙の残党が咲いている絶えてもよいと思って放置して置い尾たが
そうなると絶えない、其の強かさに免じて其の儘にして措く
そして今年も見せ掛けの春の温かさに騙されてこんな寒い日が来るとも知らずに、岩八つ手が花を咲か
せている、人間の世界だけではなく、草花の世界でも詐欺はある
騙された奴ものろまだし騙す奴も悪いが自然は淡々と日々をこなしている
段段とその勢力を毎年広げて今年は1m四方になった
戴いた時はたった一株であったが今年はなんとなく三株に成っている、種が落ちて自然に増える
白髪が花にも葉にも茎にもついている、当に年老いた、翁の草だ
翁にしては未だ色気を失っていない不思議な花だ
私もあやかりたいものだが。日々老いてゆくのがわかる様になると寂しいものだ
一軒家さんに去年戴いた、ヒマラヤ雪ノ下??、が一株咲いた、
来年はもっと咲くらしいので楽しみにしている
まるっきり松の幹の下だがそれでも必死に咲いている
芽をひくはなだ,こうして植えてさえ於けば何時かは、咲いてくれる,律儀だ
明日は又新しい花達が芽を出してきて花を見せてくれるだろう
花達に感謝しつつ大きな期待を以て寝るとする、明日はどんな美女に逢えるだろうか
そんじゃあまたはなすべえ
遊童子
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