動物病院では手術や検査のために動物に麻酔をかけることがあります。人の医療の分野では全身麻酔はできるだけかけないで、鎮静や局所麻酔等でできることは済ませるようにしているようですが、動物病院では局所麻酔ではかえって危険なことがあり、鎮静や全身麻酔が必要となることが多くあります。その時の準備の一つとして、前もって胃の中を空っぽにしておいてもらう必要があります。これは麻酔に導入する時や麻酔が覚める途中のもうろうとしている時に、嘔吐があった場合、誤って気管や肺に吐いた物が入るのを防ぐ目的があります。もし吐いた物が気管や肺に入ってしまうとひどい難治性の肺炎をおこし、命にかかわることがあります。当院では全身麻酔の前には12時間以上絶食をしてもらうようご説明しています。
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