4/2(水)、4/10(木)午前は狂犬病集合注射のため休診とさせていただきます。4/2は水曜日のため一日休診、4/10(木)午後は通常通り午後4時から6時半まで受付いたします。(LINE受付は午後2時半から6時まで)
ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。
4/2(水)、4/10(木)午前は狂犬病集合注射のため休診とさせていただきます。4/2は水曜日のため一日休診、4/10(木)午後は通常通り午後4時から6時半まで受付いたします。(LINE受付は午後2時半から6時まで)
ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。
公式LINEや院内掲示でお知らせしておりますが、2月1日から8月30日まで春・夏の健康診断キャンペーンを行わせていただきます。コースは下記の3コースからお選びいただけます。対象動物は犬と猫です。対象年齢に制限はございません。
1. スタンダードコース 身体検査、便検査、尿検査、血液検査(血球計算、生化学検査(19項目)通常13550円→11000円(税込)
2. スペシャルコース スタンダードコース➕炎症マーカー(CRP /SAA)➕甲状腺ホルモン検査(T4)通常22000円→15400円(税込)
3. パーフェクトコース スペシャルコース➕レントゲン(胸部,腹部各2枚)、エコー検 査(心臓、腹部)➕腎臓マーカー(シスタチンC/SDMA) 通常34500円→22000円(税込)
ご注意
パーフェクトコースのみ要予約
便検査、尿検査だけでも可能です(其々税込550円)
診察時と違い結果が出るまでそのまま待つ必要がないので、当日の便と尿を持ってきていただき、採血が終わればすぐ帰宅できます。(パーフェクトコースは半日入院で午前受付-夕方お迎えとなります)
何かしらの症状がある場合や治療中の場合は健康診断の対象外となり、通常診療をさせていただきます。
検査当日は朝食を抜いて来院していただき、問診、身体検査、採血を行います。(パーフェクトコースの方は午前中から半日入院で検査させていただきます)検査結果は報告書を作成、一週間を目処に来院していただき獣医師が説明をさせていただきます
健康診断の目的
キャンペーン期間中は通常の検査より検査費用が割安です。わんちゃんや猫ちゃんは我々の4倍早く歳をとります。年に1回の健康診断で大切なわんちゃんや猫ちゃんの病気の早期発見、健康維持にぜひご活用いただければと考えております。健康診断は健康であることの確認、そしてその状態を把握しておくことで、飼い主様が病気の兆候に気がついていただける可能性を高めることができると思います。
健康診断については下記の記事で紹介しております。
https://vets-line.jp/web/usa-yuu-animal-hospital/5638?url=inu%2Fcat%2Fprevent%2Fhealth
本日(1/24)卸業者より連絡があり、2025年2月3日(月)よりアンチノールプラスの販売価格が変更となります。
新価格は下記となります。
アンチノールプラス犬用・猫用
30粒入り 3630円(税込)
60粒入り 7227円(税込)
90粒入り 10791円(税込)
30粒入りは値下げで60粒入りと90粒入りは値上げとなります。
担当者からの連絡が遅くなり、お知らせが遅れましたことお詫びいたします。
卸業者の休みの関係から値上げ前は1/31午前ご注文受付分までとなります。(以降は新価格とさせていただきます)
まとめてご注文の際は余裕を持っていただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
1月23日(木)は健康診断受診のため午前の診察時間を10時から13時まで(LINE受付は8時半から12時まで)とさせていただきます。午後の診察時間に変更はございません。
大変ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。
院内設備の高周波電気メス(VIO300D-APC2)の記事で7mmまでの血管、組織を組織自身のタンパク質を固めることによりシールする「血管シーリング」をご紹介しました。
これにより特に犬で問題となる『縫合糸反応肉腫』(体内に人工糸を残した場合に稀に糸の周りに起こるしこりであり、不妊手術では周りの組織や血管を巻き込んで腎機能障害や場合によっては結腸を圧迫することによる排便障害等を起こすこともある厄介な病気)の発生を0にすることができます。
不妊手術以外でも、腫瘍等による癒着の剥離や血管処理を早く確実に行えるため、麻酔や手術時間の大幅な短縮、動物の負担軽減に大きく寄与することが可能です。高価な専用器具を使用する必要があるため通常の手術料に使用料(5000円から10000円)が加算されます。
「血管シーリング」をご希望の際は手術の予診/術前検査時に伝えていただけば対応させていただきます。
不明な点等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
先日ご紹介したピュリナプロプラン製品経口補水サプリメント 「ハイドラケア(Hydra Care)」のご紹介です。
猫は元々あまり水を飲まない動物であり、特に気温が下がる冬は飲水量が減り脱水しやすいです。
脱水気味になると尿石症や膀胱炎などの下部尿路疾患になりやすいですし、慢性腎臓病、糖尿病、甲状腺機能亢進症などを罹患していると脱水がさらに進行しやすくなります。
「ハイドラケア(Hydra Care)」はオズモライト(ホエイプロテイン•グリセリン)配合で1日1袋を目安に与えることで水分の補給•保持を助けます。
さらにピュリナプロプランなので、猫が喜んでくれる高嗜好性仕様になっているようです。
「ハイドラケア(Hydra Care)」犬用もございます。
受付脇のディスプレイ棚に無料のお試しサンプルをご用意していますので、気になる方はお気軽にお試し下さい。ご購入は当院もしくはピュリナHPより当院のコード(受診時のみお渡ししています)からも可能です。
飼い主様用ベッツサポートログイン https://vets.nestle.jp/owner/login?url=%2Fowner%2Forder%2Fcode
所用の為12/18(水)を休診とし、振替として12/22(日)を午前中(LINE受付は7:30-11:00)のみ診察させていただきます。
大変ご迷惑をお掛け致しますが、予めご了承くださいますようお願いいたします。
暑い夏から急に気温が下がり、短い秋を通り過ぎて冬が近づいてきています。
寒くなるとイヌ、ネコ共に尿石症が増加するといわれています。
今回は、2016 年Journal of Veterinary Internal Medicne に掲載された論文『犬と猫の尿石症の治療と予防に関するACVIMのガイドライン』の内容から尿石症についてサイトからの転記と獣医師向けの記事のため一部専門的な内容にはなりますが、お伝えいたします。
目次
ネコで多い無菌性ストルバイト尿石は、Mgやリンの含有量が少ない療法食を与えることにより予防することができます。一方、イヌで多い感染誘発性のストルバイト尿石の予防法は、尿路感染症を根絶することです。感染誘発性の場合は、療法食では完全には再発を防止できませんが、尿石形成を遅らせ、最小限に留めることができます
ストルバイト結晶
シュウ酸カルシウム尿石は、尿濃度を低下させ、尿の酸性化を避け、蛋白質含有量の多い食事を控えることにより、結石の再形成を最小限に抑えることが可能です。持続的な酸性尿がみられる場合には、クエン酸Kや、そのほかのアルカリ化クエン酸塩の投与が推奨されています。
また、結石が頻繁に再発する場合には、尿細管でのCa再吸収を増加させる、サイアザイド系利尿薬の使用を検討しましょう。ただ、サイアザイド系利尿薬は尿を酸性化するため、尿pHの測定を行い、酸性化を防ぐためのクエン酸Kを併用するか判断する必要があります。なお、尿濃度を低下させるために、高Na のドライフードを給与することは、尿量を増加させる効果が3〜6ヵ月と短期的であるため推奨されていません。
シュウ酸カルシウム結晶
尿酸塩尿石症の予防について
尿酸結石は、尿濃度を低下させ、アルカリ尿を促進し、プリン体の摂取を抑えることで、結石の再形成を最小限に抑えることができます。肉や魚を含む高蛋白の食事は、プリン体の含有量が多いため、尿酸結石の予防には食事中の蛋白質含有量を下げることが効果的です。
また、尿酸塩トランスポーター遺伝子変異があるイヌでは、尿酸結石の再発が多いため、キサンチンオキシダーゼ阻害剤の投与を検討することが推奨されています。
尿酸カルシウム結晶
シスチン尿石症の再発を最小限に抑えるためには、尿濃度を低下させ、動物性蛋白質とNaの摂取量を抑え、尿pHを高め、去勢処置を行うことが有効です。
シスチンの前駆物質は、動物由来の食事に多く含まれています。そのため、シスチン尿石を予防するための食事には、シスチンの前駆物質が多く含まれる動物由来の食材を控え、タウリンとカルニチンが十分含まれるものが最適です。
酸性尿が持続しているイヌやネコには、クエン酸Kもしくは他のアルカリ化クエン酸を徐々に投与し、尿pHが約7.5に到達するようにします。また、シスチン尿石症を反復する動物では、シスチンを還元するチオール結合薬 (2-メルカプトプロビオニルグリシン)を追加することで、シスチン濃度を低下させたり、シスチンの可溶性を高めたりすることが期待できるでしょう。
シスチン結晶
イヌとネコにおけるさまざまな尿石症は、食生活に気を配ることで予防することができます。予防においてはもちろんのこと、治療においても、療法食を用いた食事療法が大変重要になります。(最近は市販品でも下部尿路用と記載のあるフードもありますが治療には向きません)
また、一口に尿石症と言ってもどの結晶が出ているのかは尿検査をしないとわかりません。上記の通り結晶の種類によって治療も変わるため、尿検査は非常に重要です。尿検査を繰り返して経過を追ってく必要もあるため、ネット等で購入したフードを自己判断で使うのもお勧めできません。
尿検査は液体で0.5mlくらいあれば可能です(猫砂やペットシートでは検査できません)。ただ尿は体外へ排泄後は時間と共に性状が変化していきますので、可能であれば、朝イチの尿を午前中に持ってきていただくのがベストです。尿検査のみで結果は後日ご説明することも可能です。
療法食は各メーカーの無料サンプルフードを用意していますので、まずは食べてくれるかお試しください。
【参考文献】
星 史雄, ガイドラインに基づく尿路結石症の診断と治療, 動物臨床医学, 2020, 29巻, 1 号, p. 1-7
先日ご紹介したアイペット損害保険の運営するサイト
では、すぐに実践でき役立つわんちゃんねこちゃんの病気や事故、しつけの対策や情報を獣医師監修のもと発信しています。中には動画や特集記事もあり他のサイトよりは正確な情報を得ることができると思います。
ただ、掲載可能な文章の長さの関係なのか、内容がわかりにくところもいくつかあるようです。実際は診察してみないとわからないことも多いので、参考程度に利用してみるのはいいかもしれません。