再開一発目ということで、今回は一度に2冊紹介します!
秘密基地の合い言葉は「世界が終わる」。小学2年生のとき、そこで起こったある事件。以来、何かが起こるきっかけはいつも彼だった。最後に会ってから7年。ある事件がきっかけで疎遠になっていた幼馴染みの冴木。彼から「お前に会っておきたい」と唐突に連絡が入った。直後、私の部屋で1人の女が死んでいるのが発見され、疑われる私。部屋から検出される指紋。それは指名手配中である、冴木のものだと告げられる。(講談社文庫)
最後に会ってから七年。ある事件がきっかけで疎遠になっていた幼馴染みの冴木。彼から「お前に会っておきたい」と唐突に連絡が入った。しかしその直後、私の部屋で一人の女が死んでいるのが発見される。疑われる私。部屋から検出される指紋。それは「指名手配中の容疑者」である、冴木のものだと告げられ--。
最後に会ってから七年。ある事件がきっかけで疎遠になっていた幼馴染みの冴木。彼から「お前に会っておきたい」と唐突に連絡が入った。しかしその直後、私の部屋で一人の女が死んでいるのが発見される。疑われる私。部屋から検出される指紋。それは「指名手配中の容疑者」である、冴木のものだと告げられ--。
悪とは何かを問う中村文則三部作のうちの一冊。これは文章で表現するよりも実際読んでみた方が感覚として分かると思う。是非読んでみてください。
『最後の命 (講談社文庫)』の感想
背徳感に飲まれてしまった者と背徳感に飽くまで逆らおうとする者。二通りの道をそれぞれ歩んだ友人達の人生の断片が重なる悲哀さは妙な爪痕を残していた。
幼少期に見た闇は当人の人生観や生き方に多大な影響を及ぼす。それを無かったことにはできないが、それとどう向き合っていくかがターニングポイントであると感じた。
#ブクログ
『最後の命 (講談社文庫)』の感想
背徳感に飲まれてしまった者と背徳感に飽くまで逆らおうとする者。二通りの道をそれぞれ歩んだ友人達の人生の断片が重なる悲哀さは妙な爪痕を残していた。
幼少期に見た闇は当人の人生観や生き方に多大な影響を及ぼす。それを無かったことにはできないが、それとどう向き合っていくかがターニングポイントであると感じた。
#ブクログ