果実の実は、熟せば味もよく、いい匂いを放ち、やがて次の世代へと種を残します。
人も同じで熟し、光を放ち、次の世代へと命をつなぎます。
それら一連の流れは、まるで時が満ちれば終わりを告げるかのようです。
何事にも始まりと終わりがあります。
始まりの始まりがあるように、終わりの終わりもあります。
この始まりと終わりの間を私たちは生きているのでしょう。
始まりと終わりの間を生きるとは、何にでもいえるのかもしれません。
人生とは、最中。
もっとも今を生きている。
今を生きるとは、時が満ちれば始まるように今があります。
今を生きるとは、時が満ちれば終わるように今があります。
今とは、今が満ちていることかもしれません。
そこに過去や未来はないです。
今がある。
瞬間です。
今日も瞬間を生きましょう。