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ものみゆさん ~ 厳冬期の糠平湖


旧国有鉄道・士幌線のタウシュベツ川橋梁を初めて訪ねました。
タウシュベツ川橋梁は昭和12年に竣工され、わずか18年(昭和30年)で糠平ダムが建設されて人造湖(糠平湖)に沈むことになりましたが、線路だけ撤去され、コンクリート製のアーチ橋は残されました。周囲の景色との調和が良いため、平成13年に第一回北海道遺産に選定されました。
めがね橋の上を列車が走るところを見たかったものですが、私が生まれる7年前に湖に沈んでしまったので、遠い昔の姿を想像するのみ。でも、残されたこの姿もそろそろ崩壊すると言われています。実際近くでみるとボロボロでした。夏は湖に沈んでいるので、朽ちるのも早いのでしょう。

アイスバブルも初めて見ました。名前や写真は見聞きしていましたが、ナニモノなのかよくわからないでいました。湖の底から出ている温泉ガスが氷に閉じ込められてできるものなんですね。湖面は積雪しているので、雪を手で避けると凍った湖面が現れてそこを覗き込むと見えます。なかなかユニークな現象です。
帰ってきてからネットで検索すると、湖面が凍って雪が積もる前の写真が出ていましたが、雪を除けるのではなく、そういう時期に行って湖面を広角で写すのがいいのだと知りました。
自然相手のネイチャーフォトは大変ですが、皆さん良い写真を撮られています。花と鳥だけ見ている私はそういう情報に疎い。TV観ないしね・・・。

天気が良く星が見えそうなので、夜にも行きました。
近頃写真撮影さえもさぼっているせいか、レリーズを忘れてしまいました。しょっちゅうやっていないと、撮る要領も忘れてしまいます。もっと気前よくISOを上げるべきでした。LAWで撮ってあとで編集したからいいのですが・・・。
天頂には天の川が見えていましたが、東側は見えていませんでした。西側は編集するとなんとか写っていましたが、かなり苦しい写真になりました。

氷点下二桁はさすがに寒かったですが、楽しかった冬の糠平湖でした。



糠平湖からニペソツ山
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糠平湖からウペペサンケ山
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タウシュベツ川橋梁
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小さく見えましたが、近づくと大きかった。
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ニペソツ山に雲がかかってしまい残念・・・。
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東側湖岸から。
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ツアーのお客さんも来ていました。
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天気は良かったので、雲が惜しい・・・。
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いずれ崩壊するだろう橋梁はこんな感じ。
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雪を除けると凍った湖面の下に初めて見るアイスバブル
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気泡の小さいアイスバブル
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氷点下二桁になると、雪の結晶を見ることができます。
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所々に亀裂が入っています。足元がバリッと鳴ると怖い。



ワカサギ釣りのテントがたくさん。



アニマルトラッキング



夜には満点の星空
天頂には天の川もうっすら見えていましたが、東側は見えませんでした。
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西側がかろうじて天の川が見えますが、写真は苦しい・・・。



国道へ帰る途中の森の中で星空を見上げる。
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2024年1月13、14日
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