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13.節婦駅



JR節婦駅
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駅 名:節婦(せっぷ)
所在地:新冠郡新冠町字節婦町
ホーム:1面1線 島式(昔は2線でしたが、今は片方)


節婦は静内在住時代によく遊びにきました。さて、なにをして遊ぶのでしょうか。
それは、山菜採りです。
だから遊び場所は駅のある方の港町ではなく、山側の節婦(大節婦)です。
ギョウジャニンニクがたくさん採れる場所があるのです。
ひとりで山に入った時、出会った営林署のおじさんたちに、「熊でるぞ~」と脅かされました。
ギョウジャニンニクだけでなくいろんなものが採れました。

ところで「節婦」という名前、ちょっと気になりませんか?
大辞林には「貞節な女性。操の固い女性。」と書いてありますが、
きっとその「節婦」ではありません。
読み、というか音(おと)は、まさにアイヌ語ですよね。
まったく素人的判断の仕方ですみませんが、北海道の地名、川名、山名で
パ・ピ・プ・ペ・ポが付くと殆どアイヌ語だと思っています。
「節婦」という漢字はきっと当て字でしょう。

調べてみると語源は「ポロ・セプ・ペッ」(親である広い川)というアイヌ語らしいです。
(北海道駅名の起源 日本国有鉄道北海道総局 著)
長いから真ん中のセプだけで、「セップ」になったのかな?
昔のことは昔の人に聞いてみないと本当の所は分かりませんね。
ここの地名は昔から興味があったので、このページを書くために調べてみました。

静内にいたのはもう20年も程前のことなんですよね。
地元の年配の方から昔はこういう地名だったとか、いろんな話を聞きました。
今思うと勿体なかった・・・もっといっぱい聞いてメモしておけばよかった。
その時のおじいちゃんもおばあちゃんももういません・・・。

駅舎の話題がないので、語源のお話を書いてみました。



住宅に囲まれています。駅の向こう側も両側も一般住宅があります。
どんな駅だったか覚えていませんが、私がいた時はまだ古い駅舎でした。
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ホームは1面1線ですが、ホームは島式で、昔は2線あり列車交換可能な駅だったようです。
駅舎が昔線路だったところに前進しているようです。
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人が来なくなったホームは草が茂ってきました。
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