読むなら 『犬部!』が先かな~・・
北里大学にある捨て犬や野良犬を保護して里親に出す会。
ただ犬が好きなだけじゃ やってられない動物愛護の話。
表紙はかわいいけど 重いかな?思ったけど そうでもない。
活動するにあたって 向き合う姿勢に違いあるのはしかたないけれど
それをどう乗り越えるか。
初期メンバーのように 何もかも後回しにしてのめりこむことは出来ない。
でも出来る範囲で 救いたい。。
これを読んだら たくさんの人が きっとそう思うだろう。
そこからいろいろ考えてもらえたら。
そして たくさんの人が出来ることをやってくれたら。
きっと幸せになれる子が増えるはず。
・・・そんな感じの本です。。
『ゼロ!』
こっちは 殺処分ゼロを目指す 熊本市動物愛護センターの話。
まず びっくりしたのは 殺処分が獣医さんの仕事だということ。
こんなに辛いことはないはずで。
定期的に殺さなくちゃならない職員さんたちの心のケアは大丈夫なんだろうか?
そんなことまで思ってしまう。。
センターに持ち込む人を説得して里親を探してもらったり
野良猫に餌をやる人と地域の人たちの橋渡しをしたり。
処分しないですむようなことを たくさんやっている。
・・それでも 飼えない犬も出てくる。
そういう子は どうしたらいいのか。。
行政施設として 出来ること出来ないこと。
・・・動物愛護って 人を説得することなんじゃないかとさえ思う。
「こんな飼い方して・・」と思うなら いろんな話をして分かってもらわないといけない。
とても大変で むずかしいことだと思う。
それを行政職員としてがんばってきた人たちがいる。
動物を飼っているたくさんの人が 自分の子と周りにいる子たちを大事に出来たら。
それだけでちょっとだけ不幸になる子を少なくできるかもしれない。
家族なんだから ずーっと一緒にいるのが あたりまえ なんですよね。
ね なーちゃん。
この手の話がたくさんあります。
猫もそう、うさぎさんもそう。
全ての人が、こういう気持ちを持っていてくれれば
捨て犬とか捨て猫とか、捨てうさぎとか
悲しい結果を待つ動物がいなくなるのにね。
可愛いからだけじゃ飼えないのに、ペットショップは
そこまでの話なんて全くせずに
「販売だけ」を目的に営業してる。これも間違ってるよね。
きちんと動物の一生を背負う覚悟で買って(飼って)欲しい。
一匹でも悲しい思いをする動物を減らせればいいのにね。
今日の回覧板に狂犬病予防注射のお知らせと一緒に
飼い方のマナーのお知らせが入ってました。
昔に比べれば ずいぶん啓発活動もやっているんでしょうね。
ボランティアは なかなか出来ないけど
そういう意識だけは持っていたいと思います(^^)