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最終回に寄せて...

2015年04月07日 | イタズラなKISS


溢れる想いを

どうやって綴ったらいいのかな?

言葉にするのがとても難しくて、

書いては消し…書いては消し…

 

言いたいことは…

伝えたいことは…

たった1つなんだけどね。

ありがとう。

って、一言なんだけどね。


 

私はこんな最終回を待っていた気がします。

原作はご存じのように未完で終わっています。

 

物語は終わりを作らなくちゃ、endにならないので、

台湾版もアニメ版もそれぞれ、オリジナルなエンディングがあった。

でも…原作大ファンの私は、

それはどこか、イタキスであり、イタキスじゃない気がしていた。

 

もちろん、台湾版もアニメ版も

それぞれ、素敵なエンディングだったけれど、

でも、ホントのイタキスじゃない。

どこかそう思っている自分がいました。


今回、Love in TOKYOは本当に原作に忠実に

構成してくれて、それが本当に嬉しかったな。

表情、セリフ、設定…肝心な場面の仕草さえ。

だからこそ、

最後はやはりオリジナルストーリーが展開されてしまったら、

今までの事が台無しになってしまう気がして、

怖かったのかもしれない。

(もちろん、幸せなふたりの姿は見たいけれど…)


だけど、心のどこかにそんな思いがあったから、

最後、原作のままで終わったことが

本当にうれしかったな。

 

もちろん、エンディングのところで、少し加えられてはいたけれど、

それは想定内のことだから…

 

おそらく、妊娠が分かった後、

入江君はあんな風に琴子のお腹を触っただろうな。

とか、

琴子パパは琴子ママに報告にいっただろうな。とか、

 

必要以上のストーリーの展開がないのが、

新鮮であり、ホッとしました。

 

そして…あのラスト。


 

最後まで「ふたりの道」を表現されていたことが、

本当にうれしかったです。

 

もちろん、終わってしまったことはとても淋しい。

makingで、最後のシーンを取り終えたふたりのインタビューからも

「あぁ、次はないんだ…」と感じ、本当に哀しかった。




15歳で始まった琴子の恋。

18歳で告白するもあっさりと玉砕。

だけど、出会うべく人は必然的に出会う。

それを証明するかのように、

琴子は入江君とずっと同じ時を刻んできた。

これはもう、本人の努力だけで叶うことでなく、

やはり、神様が、ふたりに与えた「愛」なのだと、

思わざるおえない。


「入江君、大好き

この言葉を入江君は何度聞いたかな。

原作のように、「耳にタコ」くらいかな?

琴子が自称片思いの時から…

結婚してからもなお…


S1の最後、琴子を抱きしめた入江君は琴子に

「大好きだよ」と言いました。

その時、英語訳では

「I LOVE YOU」と翻訳され、

私は違うと言いました。

日本語ならではの表現の言葉、

「大好き」「大好き」なのだと…


でも、今回、琴子の誕生日の日に

琴子へ言ってあげた「好きだよ」は、

これこそ「愛しているよ」に聞こえたでしょう?


結婚したあの時より、

更に深い愛情に成長していったふたり。

一緒に過ごす時間は、とても幸せだったけれど、

このふたりにだって色々とありました。

 

淋しさ…悲しさ…辛さ…もどかしさ。

不器用なふたりだからこそ、

どうすることも出来ない迷路にも迷いました。


本当に…色々なことがありました。

それでも、お互いがお互いの光となり、

その光の道をたどって、

最後は同じ場所にたどり着いていったんです。

同じ場所…お互いの「隣」ですよね。

 

たとえ、離れていたとしても、声なき声で呼び合い、

心は寄り添っていたふたり。

決して短くはない「時」を

過ごしてきたふたりだから、

今ではもう「大好きだよ」と伝えなくても

相手に自分の気持ちが届いているんだね。

「入江君…なんでもない。」

「琴子…なんでもない。」

「なんでもない。」=「アイシテル」

今のふたりには分かる。


「俺が出来ることの90%出来ないけれど、

俺がマネ出来ない10%をアイツはやってのける。」

だとしたら、やっぱりふたり合わせて100%なんだね。

 

子供を真ん中に歩くこの道。

琴子は30歳の設定なのだそうです。

後ろ姿だけでも、本当に本当に幸せがにじみ出ているね。。

 

 

この時の入江君・・・

あの頃の入江君から想像できたでしょうか?

それは琴子によって、輝きだした彼の人生。

琴子がいたから、琴子の愛で、

こんなにも素敵な笑顔になれた。

 

そして、琴子も…

入江君あっての自分。


お互いがお互いを大切に想いあいながら、

必要としながら、

たくさんの時間を過ごしてきて、

今、こんなにも素敵な笑顔で歩くことが出来るのね。

 

このラストシーンがあまりにも素敵すぎたから、

最終回はたしかに淋しいけれど、

でも、満ち足りた気持ちなんですよ。私…

 

イタキスを好きになってよかった。

ふるぽんが入江君でよかった。

ほののんが琴子でよかった。

心から、心から、感謝しました。

 

そして、そんなイタキスに携わって下さった、

S1の琴監督を始め、スタッフの方々の努力…

心より感謝いたします。

本当にありがとうございました。

 

 

古川雄輝様

未来穂香様

おふたりによって、また輝き出したイタキスでした。

長い時間、

素敵なイリコト夫妻を

大事に大事に、演じてくれて

本当にありがとうございまいました。


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24 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
( i _ i ) (Andy)
2015-04-07 04:02:47
ゆみんさんの言葉と…
ほののんのブログ記事に…
あふれる思いを言葉に出来ず。
出直しますぜ…(o_o)
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私も同感です。 (うーちゃん)
2015-04-07 10:11:16
ゆみんさん、素敵な記事です(T0T)ありがとうございます!!!!

ゆみんさんのイタキス愛すごくあたたかくて、何度も何度も過去記事から読み返しています。

私も原作ファンの一人としてこの古川くんほのかちゃんが大切に入江くん琴子を演じてくださって、原作の想いを大切に作ってくださったスタッフさんに感謝しかありません!このラストのシーン大好きです!!!!入江くんのこんな幸せそうな優しそうな表情。大満足です!!!!毎週の楽しみが終わってしまったのは寂しいけれどこれからもゆみんさんのblogでみなさんのイタキス愛に浸っていきたいです(o^-^o)よろしくお願いします!!
返信する
まだまだ続きますね。 (koko)
2015-04-07 11:03:23
私も原作をタイムリーで読んでいた原作大ファンです。たまたま番組表で見つけたLove in Okinawa。
アニメも海外版もほとんど見ていなかったので期待もせず録画したのですが見て驚きました。
ハワイと沖縄の違いはあれど原作のシーンのコマ割を思い出すくらい忠実で。
あんなに原作に忠実なドラマ化は初めて見た気がします。ほののん扮する琴子もふるぽん扮する入江君も見れば見る程ぴったり。
賛否両論はあるでしょうが、「うわー、原作と一緒だ」という場面を見るのが楽しくて仕方なかったです。
これから原作を読んでもこの二人が頭の中で動きそう。しばらくの間は穴があくほどドラマをリピートしそうですが(笑)、原作を読みかえすのが今から楽しみです!
当時は当方も高校生だったこともあり、入江くんの知性とかっこよさに憧れておりましたが(笑)、
今回のドラマは琴子の素直さ、掛け値なしの愛情をそそぐ姿、それが相手の心にどうやって伝わっていくのか、あらためて大切なことを思い出させてくれました。現在の私には琴子に教わることの方が多かった(笑)

ラストシーン、本当によかったですよね~~(涙) ラストのふた言もよかったけど、原作と同じセリフで終わったこと、その後は回想シーンと音のみ、本当に感動しました。
そりゃあ多田かおるさんの描く続きは読みたかったけどこれは一生叶うことはない、でもだからこそ続いてゆくと、
訃報を知った時には悲しいばかりでいきつかなかったけど、このドラマを見たことでそう思えました。

そしてゆみんさんが内容の紐を解く言葉がとても素敵です。
きっと優しい方なんだろうなあと思います。ありがとうございます。

でも最終回にやっと「耳にタコ」がくるとは、ここでか!と大笑い!

あ~、感想書けてすっきり!素敵なブログありがとうございます。
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ありがとうございます! (ちはる)
2015-04-07 11:27:33
ゆみんさん

何度も何回も見たはずの最終回…

なのに 始まったとたん ウルウル(T_T)

でも そのウルウル ありがとうのウルウルと感動のウルウル。

こんなのはじめてでした!(いい歳ですが)

ゆみんさんのブログ これからも楽しみにしています!
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感謝です! (とろはなび)
2015-04-07 13:43:34
ゆみんさん、心のこもった記事をありがとうございます!溢れる想いを文章にするのは難しい。。でもゆみんさんのブログでは、作品への想い、観察力が丁寧に文章に込められていて、、凄いなーって、思わず溜息がでます。。
そして最終回、見ました!既に見てはいたものの、終わりが淋しくて最後まできちんと見れていませんでした。でも今回放送で見て、ああ終わりなんだ、って、スーッと入ってきました。そこにきて、ほのかちゃんのあのメッセージ。。。号泣
今はこの作品に携わったスタッフキャストに拍手と感謝の気持ちを贈りたい気持ちで一杯です。全力でこの作品に取組まれたスタッフキャストに対して、まだまだ何とかして見せてー!なんて、私は野暮なやつです^ ^
誕生日の「好きだよ」は鳥肌たちました。このふたりの間に、誰も何も入り込ませない、強く、揺るぎないんだけど、あたたかく柔らかいモノを感じて、胸いっぱいでした。愛ですね^ ^ふたりとも役が乗り移ってました。これも運命ですかねー^ ^
またブログ楽しみにしています!これからもよろしくお願いします!
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永遠に (enjoy)
2015-04-07 19:53:48
初コメント、お邪魔します。
いつもイタキスについての愛が溢れた丁寧なブログを読ませていただいてます。
私も今の気持ちをどう表現したらいいのか……
と思っていました。でも、ゆみさんのブログの言葉が一字一句私の気持ちにピッタリで、思わずコメントしてしまいました。
永遠に永遠に消えることのない素晴らしい作品に出会えて、私の人生も豊かになりました。
心からイタキスに関わった全ての人に感謝の気持ちで一杯です。嗚呼、なんだか涙が勝手に出てきてしまいます。
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またコメントしてしまいました (CHOCO菜)
2015-04-07 21:59:20
ブログ読みました。
本当に共感出来て同じ事思ってるとかそーかも!とあんまりイタキスをと語り合える友達が少ないので、ゆみんさんのブログは本当に楽しいです!
このラストは最高でしたね
「琴子…なんでもない。」って言ったあの笑顔、「いらない」「ざまーみろ」とか本当に言ってましたか?入江くん!って聞きたくなりました笑
イタキスは他の恋愛物語となんか違って普通高校生なら付き合って終わりとかなのに、結婚して、ありがちな設定なのにこんなにも飽きなくて世代が違っても楽しめる何回も見ちゃうこんなイタキスに出会えてよかったってすごく思いました。
文章がまとまってなくてごめんなさい。

更新楽しみにしています
この先も、私のイタキス愛は続くので笑
返信する
ゆみんさんに感謝 (ちょんぷち)
2015-04-07 23:24:19
ゆみんさんの記事を読んでとても幸せな気持ちです。

もうー最終回を何度も見返して泣いています。

これから、夫を寝かしつけてまたゆみんさんの世界にゆっくり浸ります。
夫が早く寝ろ~寝ろ~

またコメントさせてくださいね。
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言葉にならない (さら)
2015-04-07 23:51:46
ゆみんさん、素敵な記事ありがとうございます。
イタキス最終回についてもこの記事のコメントについても、言葉にならない、なんとも言えない気持ちでいっぱいです。
わたしもイタキスブログを始めてはみたのですが、最終回について、そしてこのドラマについて綺麗に纏められずにおります笑
ドラマはおわってしまいましたが、また遊びにきます。楽しみにしております。
原作読破し、ドラマも全部みましたが、まだまだここでお勉強させていただきたいです。
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幸せの先には… (るー)
2015-04-08 00:36:56
ゆみんさん。
いつも素敵なblogありがとうございます。

ラストシーン…胸があつくなり気がつけば
涙が溢れでていました。
ゆみんさんも書かれていたように
なんでもない=愛してる
なんですね。

そして…ほののんのblog。

作品に関わった人全てが大切に作りあげたイタキス。
リアルタイムで見ることが出来たこと。
これからも続くイリコトの道を見れたこと。
幸せです。

そんな気持ちで4時過ぎに寝たのに
朝から私の中でぐるぐる回ってるのは
ハッーピーバースディこーとーこー♪
( ̄∇ ̄*)ゞ

そこはKISSKISSKISSとかDarlingじゃないの?
と自分で突っ込んでみましたが
こーとーこー♪でした(笑)
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