
今回の「南くん」はいままでの「南くん」とは
ラストが違います。
が、最初からラストの話をするのは無粋なので、
ストーリーのお話をしながら、私の感想を入れていきますね。
まず、今回の南くんは、超イケメン&成績優秀&スポーツ万能。
そしてそして、なにより私たちの大好物
ツンデレの設定だそうです。
更に、南くん父が中学の時に女を作って、家を出てしまったという。
それからの彼は人が変わって、
残されたおばあちゃんとお母さんを守るんだって。
一家の大黒柱になるために生きる決心をしていくようです。
それまで仲良かったお隣に住む幼馴染のちよみとも
まるで縁を切るように、無視しだすんですねぇ。
まぁ、思春期にはよくあることなんだけど・・・ね。
で、今シリーズもちよみがリカちゃんサイズに小さくなるんだけど、
今回のきっかけは嵐の日。
親とケンカして外に飛び出したちよみとばったり会う南くん。
その時、ちよみが「どーして無視するの。昔はあんなに仲良かったのに!」と
南くんへモヤモヤしていた気持ちをぶつけます。
実はその日、南くんがクラスの「フェロモン」と呼ばれている
お色気ムンムン美女のクラスメイト、野村さんと1つの傘で帰るところに
ちよみが出くわしちゃうんだけど、
そんなふたりを見てしまったちよみは、自分の気持ちに気づいちゃう。
「あたし・・・南くんが好きなんだ。」って・・・
その後の事だったので、
ちよみが自分の気持ちをぶつけた後の南くんの言葉に傷付きます。
「決まってるだろ。オマエの事が嫌いになったんだよ。」
ちよみにとってショックすぎる言葉でした。
本当はそんなんじゃないのに・・・
あの日からちよみに素直になれずにいる南くん。
もちろんそんな気持ちはちよみには分からないけど…
でも、南くんがそんな心にもない言葉を言うのには
わけがあったと、私は思っております。
実は、その日の夕方のこと。
ちよみの声がしてふと部屋から外を覗く南くん。
窓の下ではちよみがクラスメイトの陸くんと
仲良く話していました。
ホントは…ホントは…
南くんはちよみのことが好きだったと思うのね。
だから、他の男と帰る姿を見たり、仲良くする姿を見て
実はヤキモチ妬いていたのねぇ~
だからあんな言葉をツイ言っちゃったんだよね。
その証拠に、ちよみとケンカして帰ってから、
何気なく、昔のアルバムを見ちゃったりして~~
その昔のアルバムにはちよみとの2ショットがいっぱい。
自分の思い出にはいつもちよみがいたんだよね。
その夜は嵐になっちゃいました。
アルバムを見ていた南くんは
大きな雷の音にビクッと何かを感じ取ったみたい・・・
そう。その瞬間こそが、ちよみがちっちゃくなっちゃった瞬間だったのかも。
ちよみはというと、風で飛ばされた傘を追いかけて
ある場所にたどり着きます。
その場所は小さいころ、南くんと一緒に遊んだ洞窟。
その洞窟で嵐が止むのを待っていたんだけどね。
思い出の場所だけに、
今日、自分の南くんへ対する気持ちに改めて気づいただけに、
「小さい頃に戻りたい・・・南くん」と泣いていました。
そして、朝、気が付いたら
小さい頃に戻るのではなく、自分の体が小さくなっちゃった
びっくりぽんです。
親とケンカして出ていったきり帰ってこないちよみを
近所中で探して大騒ぎ!
南くんもちよみが夕べから帰ってこないのを聞いて
走りに行くふりして探しに行きます。
昨日のケンカを思い出して、
もしかして自分のせい?って思っちゃうのかも。
探していると、夕べちよみが持っていた傘が木の上にひっかかっていました。
嫌な予感がして更にちよみを探していると、
昔よくちよみと遊んだ洞窟に行きあたります。
そして、そこにちよみが着ていた服があったのねぇ=
服はあるけど、ちよみがいない。
そりゃぁ~あせるよね。南くん。
でも、姿は見えないけど、ちよみの声が聞こえます。
自分の名前を呼んでいるのはたしかにちよみの声だけど、
ちよみ自身が見えない・・・
で、声のする方をよく見てみると・・・
ちっちゃなちっちゃなちよみがいました。
いやいや・・・こんな現実はない。と自分のほっぺをつねる南くんだけど、
ちよみは必死に南くんへ自分はホンモノだとアピール。
そして、気を失い倒れるちよみに手を添える南くん。
南くんもびっくりぽんです
とりあえず、ちよみに水を飲ませてあげるんだけど、
ちっちゃいからペットボトルの蓋すらちよみにはおっきいねぇ~
ちよみの家にちよみを連れて行こうとする南くん。
けど、ちよみはこんな姿の自分を親に見せられないと
南くんの部屋に連れて行ってもらいます。
とりあえずこの日はちよみを自分の部屋に置いておくことにした南くん。
南くんが学校に行った後のちよみが可愛かった。
自分がちっちゃくなっちゃったことをショック受けるどころか、
大好きな南くんの部屋にいれることが嬉しいという・・・
南くんのベッドの枕にダイブしてスリスリ・・・
いや~いくら好きな男子でも、この頃の男子は結構、男臭が出てきて
臭いと思うけどね。ちよみちゃん・・・
おばあちゃんが南くんの部屋へ掃除に入ってきて
慌てて窓の外に隠れるちよみだったけど、
そのまま窓を締められて、外に放置されちゃんだよねぇ~
学校にいた南くんは、急にちよみのことが心配になり、
慌てて早退してきちゃいます。
ちよみを見つけるとホッとするんだけど、
学校や近所でちよみがいなくなって大騒ぎになり、
南くんはちよみに「家に帰れ」と言いますが・・・
ちよみはこんな姿は親に見せられないと必死に
南くんのところに置いてもらいたいと懇願。
南くんのパパがいなくなってからの彼は冷たくなったけど、
本来の優しい南くんを知っている。
南くん自身もちよみがちっちゃくなったのは
どこか自分にも責任があると思ったのかもしれない。
そんなこんなで、イヤイヤながらも
ちっちゃくなったちよみのことは誰にも言わず、
南くんは自分の部屋にちよみを置くことにしました。
そうと決まれば、元気になっちゃうちよみちゃん。
ちっちゃなお椀のお風呂に入ってご満悦~
「このお風呂、私にジャストサイズだよぉ~ん」
外で待機している南くんはぼそり。
「どっかの妖怪かよ。。」
ゲゲゲの鬼太郎だね。南くん。
石鹸が届かないちよみに
見ないように石鹸を差し出す南くんが可愛いねぇ~
「見ないように」
「絶対見ないよ。」
の、割に・・・
お風呂から上がったちよみの後、自分が入ろうと
ちよみの前で服を脱ぎ始める南くん・・・・
ちよみがあまりにちっちゃくて、その時だけ存在わすれちゃった?
ちよみはちよみで、案外マッチョな南くんにときめいちゃったりして…
可愛いねぇ~
さてさて、初めて南くんのお部屋で寝ることになったふたり。
まずはちよみのベッド作りです。
なんせ15cmですからねぇ~
ティッシュ箱を逆さにして、タオルを突っ込み
男の子しかいない家でどうしてピンクのタオルハンカチがあるのか不思議ですが、
お布団もかけてもらいました。
「お世話になります。」
「いいってそんなの・・・」
ちっちゃくなったちよみを受け入れた南くんは
ぶっきらぼうな態度を取りながらも、
なんだか昔に戻ったように優しく思えたちよみでした。
この時のふたりの会話が可愛かったですねぇ~
「何気に一緒に寝るの、初めてだね」
「あたりまえだ。」
「南くんの部屋に入ったのも初めてだし。」
「部屋もらったの、中学に入ってからだし。
女入れること自体、初めてだよ。」
この言葉がねぇ~ちよみちゃん嬉しいねぇ~
だって、フェロモン野村さんのことを気にしてたからさぁ~
勉強を始める南くんへ昨日から気になっていることを
勇気をだして聞いてみました。
「野村さんと付き合ってるの?」
「・・・オレ、やることあるから」
と南くんはちよみの質問に答えませんでした。
ちよみはチョコチョコとある気ながら
南くんが勉強している机へ移動し、勉強する横顔をずっと眺めていました。
南くんはそのちよみをチラリと見ながらも
気にしないふりして、勉強を続けます。
気が付くと、ちよみは机で寝ちゃっています。
寝ているちよみをまじまじと見つめる南くん。
今更ながらちっちゃくなったちよみを不思議に思い、触ってみるけれど
ちよみが寝返りを打って動くので、
これ夢じゃないんだと。。。改めて思うんでしょうねぇ~
そうこうしているうちに二人は眠ってしまいました。
うん。可愛い~可愛い~
ちっちゃくなったちよみに戸惑いながらも、
ちよみを受け入れ、秘密の同棲生活をしていくふたり。
戸惑う南くんではあったけど、どこか懐かしいふたりの感覚を
思い出しながら過ごしていきます。
ちよみはというと、
小さくなったことよりも、今は大好きな南くんと
ずっと一緒に過ごせることが嬉しいってのが可愛いよね。
そんなふたりのヒミツの同棲生活は
まだまだ続きます。
あっ、TOPのキスシーンは
まだふたりがぎこちない高3の始業式。
南ママに忘れたお弁当を渡してと頼まれたちよみと
お弁当を取りに戻ってきた南くんが
家の門でぶつかった拍子にkissしちゃうんですねぇ~
不本意なkissではありますが、
ふたりにとってはファーストキスでありました。