Counting Blessings

シンガーソングライター Yumiko Beckの
活動やあれこれ。

モノの値段

2011年01月05日 | 日記
ここ数年間、手袋ってものをしてませんでした。
なぜか、すぐ片っぽ失くしてしまうのです。

そう言えば、子供の頃は紐で繋がったミトンをしていました。
ああ言うのって、まだあるのかしら?
もしかしたら、今なら逆にオシャレかも?!

手袋をせずとも過ごせていた、と言うことは、
それほど寒くなかった、と言うことかしら?

子供の頃は、ピアノの練習をしようと思ったら、
手がかじかんで弾けない!
なんてよくありました。

指の練習をしているうちに、やっと暖まって来て動くように。。。
なんて。

最近はそんなの全くなくなりましたねぇ。。。

ところで、今日、手袋を買いました。
寒さ、という点ではまだ充分我慢が出来そうだったのですが、
手指がシワシワになって、あれて来てしまって。
さすがに見苦しいので、ちょっとケアしようかと。

近所のスーパーで物色。

しっかりしてて、暖かくて、デザイン的にもいいじゃんってものが、
990円也。
しかも、30%OFFで、なんと693円。
しかも、その場で使いますって言ったら、袋辞退と言うことで、さらに2円引き。

結局691円

はぁ~。
考えられません。
この安さ。

いいんでしょうか?
こんなに安くて。
最近はモノの値段の基準が分からなくなりました。

先日、流通ジャーナリストの金子哲雄さんのインタビューを聴いたのですが、
最近は主客転倒現象が起きているらしいです。
例えば、ブルーレイ。
ブルーレイ本体は利益が出ないほど安く、
じゃあ、家電量販店どこで利益を出しているの?と言うと、
実は、「ケーブル」なんだとか。

スーツ安売りの店ではスーツでは思い切り安く、
で、ネクタイなどの小物で儲けているのだ、とか。

ああいう安売り量販店では、客があまり疑問を持たずにお金を出すようなもので、
利益を出している・・・と言う、
はぁ~と目から鱗の話の数々。

もちろん、金子さんはそんな裏のからくりを教えてくれながらも、
それを否定しているわけではないのです。
だって、それがなければ、お店が潰れちゃう訳ですから。

そして、5個の買い物のうち、1個は地元の商店から買う、
あるいはメイド・イン・ジャパンを買って、
地域の経済を活性化させる努力を消費者自らして行こう~なんて
勧めもありました。

でないと、ますます景気が悪くなって、回り回って自分の首を絞めることになる訳ですし。。。



ほっほ~。
では、私が暮れに地元のお店で自転車を買ったのは正しいチョイスだったのかぁ~なんて、
頷いたりしていました。

ところで、金子哲雄さんの、この面白いインタビューは
ポッドキャストで聴けます。
ON THE WAY JOURNAL
梶原しげるのトーク・トゥ・トークです。
どの番組もとっても面白いですよ。
おススメ。


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