円形オセロの神秘

実を言うと、私は囲碁が得意です。
その囲碁が高じてオセロにも手を出し、さらにはニップという円形オセロにハマってしまいました。
通常のオセロでは四隅を取れば勝利が見えてしまいますが、円形オセロでは四隅がなく、最後の最後までどちらが勝つか分かりません。
しかも端へ行くほど碁盤の目が歪曲しており、信じられないような歪曲した挟み方をすることがあります。
オセロより数が少ないながらも、囲碁より単純で奥深いことに気がつきました。
何手も先を読み、読んでも不確定要素は消えず、何重にも罠を張ります。
私はルールが単純で奥の深いものが大好きです。
株は値段が上がったり下がったりする中、売ったり買ったりしながら利益を上げます。
ルールはたったそれだけですが、一体どれだけのプロが泣かされて来たでしょうか。
ニップというゲームには、同様の奥深さを感じるのです。
今までにミューと１０回ほどやりましたが、２回ほど負けてしまいました。
ミューは駒をひっくり返すのが苦手なので、いつも私が代わりにひっくり返してあげます。
ゲームに負けると、ミューはいつも歯を見せて怒ります。
フーンだと言って後ろを向き、後ろ足で盤面をグチャグチャにして出て行きます。
皆さんもニップというゲームをやってみて下さい。
やればやるほど病みつきになること請け合いです。
私はアマゾンで２０００円位でゲーム盤を買いました。


　　
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