市内の大型ショッピングセンターにワーナーマイカルの映画館があります。
買い物に行き映画館のそばを通ると、もう終わったと思っていた「東京家族」が、まだ上映されていました。
9時50分からの上映で、走り込みで間に合い観てきました。
橋爪功と吉行和子の夫婦役に、長男が西村雅彦、長女が中嶋朋子、次男に妻夫木聡、その恋人に蒼井優という設定で、親夫婦が東京に住む息子たちを訪ねて上京するという筋書きです。
山田洋二監督が亡き小津安二郎監督に捧げると制作した映画だそうです。
ストーリーは違うものの、過去に観た小津安二郎の「東京物語」の現代版という気がしました。
特別の事件ではなくて、どこにでもある家族の状況が丁寧に撮られている感じでした。その、なんでもない家族のふれあいを観ていて、何故がほろりとした気持ちになるのです。
自分たちにも重なるところのある日常、起こるかもしれない事柄をスクリーンに追いながら、じんわりと涙がにじんできました。
次男の恋人役の蒼井優の、自然でのびやかな演技に好感をもちました。
↑の写真の家族が、それぞれの自分の役をきっちりとこなしている・・・そんな感じがしましたね~
ただ、気になったのは、2012年の設定で吉行和子が68歳となっていましたが・・・少し違和感をもったのは私だけでしょうか・・・
演技の状況からは、どう見ても70代後半の年齢設定でよいのではないかと思います。
2時間余の上映時間はあっという間でした。
佳い映画でした。
観終わると、お昼を回っていました。急に空腹をおぼえて、昼食は家でめったに作らないパスタの店でとりました。
再上映ですか、興味をお持ちでしたら是非ご覧になってください。
家族の思いがひしひしと伝わってくる映画でした。
観られたら感想など聞かせてくださいね。
確か今日から、、近いうちに観に行こうと思っています。^^