悪いと思いながら、なかなか変えれないのが生活習慣です。自分の悪い習慣を、今回振り返ってみました。
(1) 会社から遅く帰っても、毎日パソコンでインターネット
→ 慢性の睡眠不足
(2) 朝はいつもギリギリに起きて、バタバタ出勤
→ 余裕の無い生活、また電車に間に合うよう無理に走りゼイゼイいっている (これは体に悪い)
(3) 運動もせず、食事も腹八分ではなく腹一杯
→ 体重は減る傾向に無い!メタボが目標か?!
(4) チョットしたことで怒ってしまう
→ 怒るのは心にも体にも悪い!
(5) 小さなことにクヨクヨ悩み、人の言動を気にする
→ ストレスがたまる
全ての項目について、頭の中では、悪いと分かっている項目です。生活習慣は、頭では悪いと分かっていても、なかなか変えることができないものなんですね。
特に、”早寝早起き”は、何度、決心したことでしょう。
遅く起きたせいで、電車に間に合わず、タクシーを使い、”もう少し早く起きていれば、こんな無駄なタクシー代は使わなくて済んだのに!!”と悔やんだことが、何度あったことか。
それにしても生活習慣を変えることは、なかなか難しいです、だからこそ、悪い生活習慣が抜けきらずに、病気になるかもしれません。悪い生活習慣は、その名のとおり「生活習慣病」に関係します。
■
■ 生活習慣病とは
■
話は少々変わって・・・・
従来、糖尿病や心臓病、脳卒中、がんなどの病気は、「成人病」と呼ばれ、年齢とともに発症・進行すると考えられていました。しかし、これらの病気は、食生活や喫煙、飲酒など、個人の生活習慣が深く関わっており、平成8年12月、厚生省は、「成人病」を「生活習慣病」という言葉に変えました。
この「生活習慣病」の大きな原因として下記があげられています。
(1) 食生活(食べ過ぎ・偏食)
(2) 運動不足
(3) 過労
(4) ストレス
(5) 喫煙
(6) 飲酒(飲みすぎ)
「生活習慣病」には、肥満、高脂血症、糖尿病、高血圧をはじめ、がん、脳卒中、肝臓病、骨粗しょう病などもはいります。
とくに、肥満、高脂血症、糖尿病、高血圧の4つの症状はサイレンとキラー(沈黙の殺人者)と呼ばれ、自覚症状が出にくいため放置されることが多く、動脈硬化や心疾患、脳卒中の原因にもなると言われています。
やっぱり、”悪い生活習慣は病気につながる”ということですね。
それにしても、上記の大きな原因は、私の場合、殆どあてはまります。私も早く、生活習慣を変える必要がありそうです。
■
■ 免疫力を高め生きる力を発揮するためには
■
最近読んだ本で、生活習慣を見直す為に、大変役立つ本がありました。
「まじめをやめれば病気にならない 」 (安保 徹 (著)、PHP新書)
これは、安保 徹さんという免疫学の権威の先生が書いた本ですが、生活習慣を見直すために役立つことが多く書かれています。例えば、健康を害するポイントして、以下のようなことが書いてありました。
1. 日本人が病気になる原因としては、長時間労働、つまり働きすぎがもっとも多いのです。
2. 働きすぎと並んで健康を損なう大きな原因となっているのが、長時間パソコンを使うことです。
3. 免疫力をもっとも落とすのは、長く起きている(長く重力に逆らう)ことと、光の点滅を見つづけて目を疲れさせることなのです。夜遅くまでパソコンで仕事をするというのは、この二つの要素が重なることになります。
4. 本来であれば、夜は昼間の交感神経優位の状態から副交感神経優位の状態に切り替わるのですが、夜も仕事をしていると、そのまま交感神経優位な状態が続くので、当然からだに悪く、そのような状態が長く続けば健康を害することになるのです。
また、この本に「免疫力を高め生きる力を発揮するための十三カ条」というのがあり、非常に役立つ内容なので、その中から、十二カ条を紹介します。
私の場合、以下の十二カ条のうち、○は3個ですね(×は9個)。いかに不健康な生活習慣であるかが分かりました。なんとか少しでも、○の数を増やし、生活習慣を変え、生きる力を発揮したいと思います。
■ 「免疫力を高め生きる力を発揮するためには」
『免疫力を高め生きる力を発揮するための十三カ条』(「まじめをやめれば病気にならない 」(安保 徹 (著)、PHP新書))から、十二カ条を紹介します
1. 働きすぎを見なおす
午前中に仕事の能率を上げて、なるべく定時に帰るようにする。
2. 食事は食べすぎないが基本
腹八分目を心がける。
3. パソコンを使って仕事をする場合には、1~2時間に一度は休憩をとる
4. 夜ふかしをしてまで、パソコンやテレビゲームに向かう生活はやめる
夜型生活は自律神経のはたらきを悪くし、免疫力も落とすので、
できれば夜ふかしをやめて朝型生活に変える。
5. ストレス状態が長く続かないように、うまく処理する
生きていれば、トラブル、悩みはつきものだが、趣味やスポーツ
などで適宜解消するように心がける。
6. 怒りすぎたり、感情を抑えすぎたりせずに、心をおおらかにして人生を楽しむ姿勢をもつ
7. 日ごろから顔色、肌の色艶、胃腸の調子、疲れやすいかどうか、風邪をひきやすいかどうかなど、自分の体調のチェックを心がける
8. からだを動かす習慣をつける
毎日歩くこと、腹筋・背筋の体操など、自分に合った運動を習慣づけるとよい。
9. 薬は極力使わない
どんな薬よりも規則的な生活、バランスのとれた食事、からだを
動かすことが健康にはいちばん。
10. 前向きに感謝の気持ちを忘れず、笑みを絶えさない
心の持ち方次第で免疫力を高めることができるのだから、「もうダメだ」
「もう年だから」といった否定的な気持ちは抱かない。
「絶対に治してみせる」「百歳まで健康で長生きする」くらいの気持ちをもつ。
11. 人間に必須なものであっても、とりすぎず不足せずが原則
人間に欠くことのできない酸素や水、どんな食べ物もとりすぎれば害になる。
何事も適量、ほどほどが大切。
12. いつまでもボケずに元気でいたければ、できれば七十歳くらいまではペースダウンしながらも仕事を続ける
ビジネスではなくボランティアでもいいから、社会に参加しつづければ、
からだを動かすだけでなく、生きがいにも結びつく。
■
■ (参考)生活習慣病を予防する「新しい食生活指針 2000年版」(厚生省)
■ (注)一部省力しています
■
「新しい食生活指針 2000年版」(厚生省)は、生活習慣病の予防のための、食生活の改善に役立ちますので、紹介します。なお、この指針の内容の一部を省略していますので注意ください。全文は以下を参照ください。
食生活指針 2000年版
http://www.ipc.shizuoka.ac.jp/~ejtkawa1/nutrition/eiyou308.htm
○ 食事を楽しみましょう。
・毎日の食事で、健康寿命をのばしましょう。
・家族の団らんや人との交流を大切に、また、食事づくりに参加しましょう。
○ 1日の食事のリズムから、健やかな生活リズムを。
・朝食で、いきいきした1日を始めましょう。
・夜食や間食はとりすぎないようにしましょう。
・飲酒はほどほどにしましょう。
○ 主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。
・多様な食品を組み合わせましょう。
○ ごはんなどの穀類をしっかりと。
・穀類を毎食とって、糖質からのエネルギー摂取を適正に保ちましょう。
○ 野菜・果物、牛乳・乳製品、豆類、魚なども組み合わせて。
・たっぷり野菜と毎日の果物で、ビタミン、ミネラル、食物繊維をとりましょう。
・牛乳・乳製品、緑黄色野菜、豆類、小魚などでカルシウムを十分にとりましょう。
○ 食塩や脂肪は控えめに。
・塩辛い食品を控えめに、食塩は1日10g未満にしましょう。
・脂肪のとりすぎをやめ、動物、植物、魚由来の脂肪をバランスよくとりましょう。
○ 適正体重を知り、日々の活動に見合った食事量を。
・太ってきたかなと感じたら、体重を量りましょう。
・普段から意識して身体を動かすようにしましょう。
○ 食文化や地域の産物を活かし、ときには新しい料理も。
・地域の産物や旬の素材を使うとともに、行事食を取り入れながら、
自然の恵みや四季の変化を楽しみましょう。
○ 調理や保存を上手にして無駄や廃棄を少なく。
・買いすぎ、作りすぎに注意して、食べ残しのない適量を心がけましょう。
○ 自分の食生活を見直してみましょう。
・自分の健康目標をつくり、食生活を点検する習慣を持ちましょう。
・家族や仲間と、食生活を考えたり、話し合ったりしてみましょう。
(1) 会社から遅く帰っても、毎日パソコンでインターネット
→ 慢性の睡眠不足
(2) 朝はいつもギリギリに起きて、バタバタ出勤
→ 余裕の無い生活、また電車に間に合うよう無理に走りゼイゼイいっている (これは体に悪い)
(3) 運動もせず、食事も腹八分ではなく腹一杯
→ 体重は減る傾向に無い!メタボが目標か?!
(4) チョットしたことで怒ってしまう
→ 怒るのは心にも体にも悪い!
(5) 小さなことにクヨクヨ悩み、人の言動を気にする
→ ストレスがたまる
全ての項目について、頭の中では、悪いと分かっている項目です。生活習慣は、頭では悪いと分かっていても、なかなか変えることができないものなんですね。
特に、”早寝早起き”は、何度、決心したことでしょう。
遅く起きたせいで、電車に間に合わず、タクシーを使い、”もう少し早く起きていれば、こんな無駄なタクシー代は使わなくて済んだのに!!”と悔やんだことが、何度あったことか。
それにしても生活習慣を変えることは、なかなか難しいです、だからこそ、悪い生活習慣が抜けきらずに、病気になるかもしれません。悪い生活習慣は、その名のとおり「生活習慣病」に関係します。
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■ 生活習慣病とは
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話は少々変わって・・・・
従来、糖尿病や心臓病、脳卒中、がんなどの病気は、「成人病」と呼ばれ、年齢とともに発症・進行すると考えられていました。しかし、これらの病気は、食生活や喫煙、飲酒など、個人の生活習慣が深く関わっており、平成8年12月、厚生省は、「成人病」を「生活習慣病」という言葉に変えました。
この「生活習慣病」の大きな原因として下記があげられています。
(1) 食生活(食べ過ぎ・偏食)
(2) 運動不足
(3) 過労
(4) ストレス
(5) 喫煙
(6) 飲酒(飲みすぎ)
「生活習慣病」には、肥満、高脂血症、糖尿病、高血圧をはじめ、がん、脳卒中、肝臓病、骨粗しょう病などもはいります。
とくに、肥満、高脂血症、糖尿病、高血圧の4つの症状はサイレンとキラー(沈黙の殺人者)と呼ばれ、自覚症状が出にくいため放置されることが多く、動脈硬化や心疾患、脳卒中の原因にもなると言われています。
やっぱり、”悪い生活習慣は病気につながる”ということですね。
それにしても、上記の大きな原因は、私の場合、殆どあてはまります。私も早く、生活習慣を変える必要がありそうです。
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■ 免疫力を高め生きる力を発揮するためには
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最近読んだ本で、生活習慣を見直す為に、大変役立つ本がありました。
「まじめをやめれば病気にならない 」 (安保 徹 (著)、PHP新書)
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これは、安保 徹さんという免疫学の権威の先生が書いた本ですが、生活習慣を見直すために役立つことが多く書かれています。例えば、健康を害するポイントして、以下のようなことが書いてありました。
1. 日本人が病気になる原因としては、長時間労働、つまり働きすぎがもっとも多いのです。
2. 働きすぎと並んで健康を損なう大きな原因となっているのが、長時間パソコンを使うことです。
3. 免疫力をもっとも落とすのは、長く起きている(長く重力に逆らう)ことと、光の点滅を見つづけて目を疲れさせることなのです。夜遅くまでパソコンで仕事をするというのは、この二つの要素が重なることになります。
4. 本来であれば、夜は昼間の交感神経優位の状態から副交感神経優位の状態に切り替わるのですが、夜も仕事をしていると、そのまま交感神経優位な状態が続くので、当然からだに悪く、そのような状態が長く続けば健康を害することになるのです。
また、この本に「免疫力を高め生きる力を発揮するための十三カ条」というのがあり、非常に役立つ内容なので、その中から、十二カ条を紹介します。
私の場合、以下の十二カ条のうち、○は3個ですね(×は9個)。いかに不健康な生活習慣であるかが分かりました。なんとか少しでも、○の数を増やし、生活習慣を変え、生きる力を発揮したいと思います。
■ 「免疫力を高め生きる力を発揮するためには」
『免疫力を高め生きる力を発揮するための十三カ条』(「まじめをやめれば病気にならない 」(安保 徹 (著)、PHP新書))から、十二カ条を紹介します
1. 働きすぎを見なおす
午前中に仕事の能率を上げて、なるべく定時に帰るようにする。
2. 食事は食べすぎないが基本
腹八分目を心がける。
3. パソコンを使って仕事をする場合には、1~2時間に一度は休憩をとる
4. 夜ふかしをしてまで、パソコンやテレビゲームに向かう生活はやめる
夜型生活は自律神経のはたらきを悪くし、免疫力も落とすので、
できれば夜ふかしをやめて朝型生活に変える。
5. ストレス状態が長く続かないように、うまく処理する
生きていれば、トラブル、悩みはつきものだが、趣味やスポーツ
などで適宜解消するように心がける。
6. 怒りすぎたり、感情を抑えすぎたりせずに、心をおおらかにして人生を楽しむ姿勢をもつ
7. 日ごろから顔色、肌の色艶、胃腸の調子、疲れやすいかどうか、風邪をひきやすいかどうかなど、自分の体調のチェックを心がける
8. からだを動かす習慣をつける
毎日歩くこと、腹筋・背筋の体操など、自分に合った運動を習慣づけるとよい。
9. 薬は極力使わない
どんな薬よりも規則的な生活、バランスのとれた食事、からだを
動かすことが健康にはいちばん。
10. 前向きに感謝の気持ちを忘れず、笑みを絶えさない
心の持ち方次第で免疫力を高めることができるのだから、「もうダメだ」
「もう年だから」といった否定的な気持ちは抱かない。
「絶対に治してみせる」「百歳まで健康で長生きする」くらいの気持ちをもつ。
11. 人間に必須なものであっても、とりすぎず不足せずが原則
人間に欠くことのできない酸素や水、どんな食べ物もとりすぎれば害になる。
何事も適量、ほどほどが大切。
12. いつまでもボケずに元気でいたければ、できれば七十歳くらいまではペースダウンしながらも仕事を続ける
ビジネスではなくボランティアでもいいから、社会に参加しつづければ、
からだを動かすだけでなく、生きがいにも結びつく。
■
■ (参考)生活習慣病を予防する「新しい食生活指針 2000年版」(厚生省)
■ (注)一部省力しています
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「新しい食生活指針 2000年版」(厚生省)は、生活習慣病の予防のための、食生活の改善に役立ちますので、紹介します。なお、この指針の内容の一部を省略していますので注意ください。全文は以下を参照ください。
食生活指針 2000年版
http://www.ipc.shizuoka.ac.jp/~ejtkawa1/nutrition/eiyou308.htm
○ 食事を楽しみましょう。
・毎日の食事で、健康寿命をのばしましょう。
・家族の団らんや人との交流を大切に、また、食事づくりに参加しましょう。
○ 1日の食事のリズムから、健やかな生活リズムを。
・朝食で、いきいきした1日を始めましょう。
・夜食や間食はとりすぎないようにしましょう。
・飲酒はほどほどにしましょう。
○ 主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。
・多様な食品を組み合わせましょう。
○ ごはんなどの穀類をしっかりと。
・穀類を毎食とって、糖質からのエネルギー摂取を適正に保ちましょう。
○ 野菜・果物、牛乳・乳製品、豆類、魚なども組み合わせて。
・たっぷり野菜と毎日の果物で、ビタミン、ミネラル、食物繊維をとりましょう。
・牛乳・乳製品、緑黄色野菜、豆類、小魚などでカルシウムを十分にとりましょう。
○ 食塩や脂肪は控えめに。
・塩辛い食品を控えめに、食塩は1日10g未満にしましょう。
・脂肪のとりすぎをやめ、動物、植物、魚由来の脂肪をバランスよくとりましょう。
○ 適正体重を知り、日々の活動に見合った食事量を。
・太ってきたかなと感じたら、体重を量りましょう。
・普段から意識して身体を動かすようにしましょう。
○ 食文化や地域の産物を活かし、ときには新しい料理も。
・地域の産物や旬の素材を使うとともに、行事食を取り入れながら、
自然の恵みや四季の変化を楽しみましょう。
○ 調理や保存を上手にして無駄や廃棄を少なく。
・買いすぎ、作りすぎに注意して、食べ残しのない適量を心がけましょう。
○ 自分の食生活を見直してみましょう。
・自分の健康目標をつくり、食生活を点検する習慣を持ちましょう。
・家族や仲間と、食生活を考えたり、話し合ったりしてみましょう。