笑って元気に、単身赴任!

単身赴任生活の中で、私に元気を与えてくれたもの、音楽、本、言葉、人との出会いなどを紹介します。

思いこみ、先入観は恐い

2008-03-07 22:46:50 | 健康
最近、周りの人の行動や言葉が気になり、ストレスがたまることがある。昔から、思い込みの強い私の場合は、人の言動を「思い込み」で決め付けてしまいがちである。


気に入らない人の言葉や行動は、「あーやっぱり、嫌なやつ」と否定的にみてしまい、特に、性格や価値基準が全く違う場合は、ほぼ100%、その人を否定。

更に悪いことは、気に入っている人の行動でも、少しでも気にくわない内容だと、チョットしたことで、その人を疑ってしまうことがある。こんな性格だと、時々人間関係に疲れてしまい、挙句の果ては、人間不信・・・・・・

でも、このような状態は、決して心身ともに良くないですね。人間関係のストレスは、気分が悪くなり、心に悪影響を与え、健康にも悪い。

相手の本当の気持ち、相手の状況が分からないまま、「思い込み」で相手を判断してしまうと、そのあとは悪循環になり、なかなか、抜け出せなくなる。

 「相手の言動に対する自分の見方は、本当に正しいの?」
 「自分の見方が正しいとしたら、何をもってそう判断したの?」

このように考えると、相手に対する、自分の判断は心もとない、やっぱり、私は「思い込み人間」である。この「思い込み」は現実をゆがんでみてしまう、恐ろしい・・・・・・

これ以外に、最近、自分の見方で、おかしいと気づいた点にもう一つある、それは、人を見たときの「先入観」が強いということ。この「先入観」、今までは信用していたが、最近、その「先入観」が外れることが多い。まあ、「先入観」も「思い込み」の一つだから、当然間違うことも多いかもしれない。

「思いこみ」、「先入観」は、「百害あって一利無し」である。

ここで、少し話を変えて・・・・・

「臨床心理学」のデビッド・D・バーンズという人が発見した"認知の歪み(ひずみ)"の一部、「感情的決め付け」、「結論の飛躍」を以下に紹介します。まさに、「思いこみ」、「先入観」は、この「感情的決め付け」、「結論の飛躍」の"認知の歪み(ひずみ)”と同じですね。

まだまだ未熟者の私は、これからは、なるべく次のように考え、少しは、人間関係のストレスから、開放されたいと思います。なかなか難しいですが・・・・・

  (1) 自分の感情・感覚で物事を判断しない
  (2) 自分の先入観を疑う
  (3) 相手の立場・状況を考えてみる



■ 「感情的決め付け」、「結論の飛躍」  ~デビッド・D・バーンズの"認知の歪み(ひずみ)"から


以下のホームページの「デビッド・D・バーンズの10種類の認知の歪み」から紹介します。なお、「感情的決め付け」、「結論の飛躍」も含めた「認知の歪み」について詳しく紹介されています。

デビッド・D・バーンズの10種類の認知の歪み - 考える脳髄プラスα
http://d.hatena.ne.jp/cosmo_sophy/20050119

■感情的決め付け

物事の真偽判断や出来事の価値判断の基準を、自分自身の感情の変化に置いて、「自分の気分や感情が良いか悪いかによって物事を全て判断してしまう、認知のひずみ」です。こういった感情的決め付けにより、『あの人の言動は私をイライラさせて不快にするから、あの人はつまらない人間だ』という価値判断が、あたかも客観的かのような錯覚に陥ります。

■結論の飛躍

思い込みの感情や誤った固定観念、独断的な判断をもとにして、「現実とは異なる結論を、飛躍して出してしまう認知のひずみ」です。

(1) 心の読み過ぎ
相手の真実の感情や判断とは無関係に、自分勝手に相手のイメージを作り上げ、相手の気持ちを独断で読み取ってしまう認知のひずみです。

(2) 予期の誤り
現実的かつ具体的な根拠となるデータが存在しないにも関わらず、自分には未来に起こる出来事が分かるかのような認知をしてしまう錯誤が『予期の誤り』です


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