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Live a little

人生楽しまなくちゃ・・・毎日感じたことを書いて行きます
と、ネコのルアーフィッシング

コーカーズ・バックスキンのインプレッション

2015-03-03 19:59:18 | Weblog

昨年5月の当ブログで僕のウェーダーとウェーディングシューズを紹介して、
「最近はリトルプレゼンツのライトウェイトWDシューズに落ち着いています」なんて書いた記憶があるのだけれど、その舌の根も乾かぬうちにウェーディングシューズを一新してしまいました(汗;)。

きっかけはフェルトソールと同等のグリップという評判につられて昨夏発作的に導入したFOX&FIREのエアリスタのラバーソール。

結論から言うと、茶色くなった苔が薄く乗った丸石ではほとんどグリップが効かないことが判明。
本流ではまったく使い物にならないことがわかりました(ラバーソールの宿命か)。
反面、陸上でのグリップと快適性は最高。
水を吸って重くならないし、クッション性もよいのでフェルトソールと比べて一日歩いたあとの疲労度が激減しました。
ついでにウェーディングシューズのまま車を運転してもフロアマットが水浸しになることもないし、帰ってからのお手入れも楽。
ラバーソールの良さも発見することができました。

結局一般に言われているとおりフェルトソール、ラバーソールそれぞれの良さがある、ってことです。
・・・でシーズン終盤にご一緒したAさんのおすすめで来シーズン用のフェルトソール、ってことで

アングラーズデザインのアドバンスウェーディングシューズを購入しました(まだ使っていません・・・汗;)。
定評がある商品ですし、軽さが魅力です。

FOX&FIREのエアリスタと2足体制で完璧・・・と満足すべきなのでしょうが、一度の釣行にシューズを2足持ち込んでフェルトとラバーを使い分けるというのは現実的ではありません。

加えて実は夏場の本流で快適に使えるウェーディングシューズがないのです。
僕のHG本流は夏場にすごく良い戻りヤマメが釣れるのですが、そのポイントはアユ釣りのポイントでもあります。
水底は苔のついた丸石・・・そこを延々と遡行するのですが、ラバーソールは論外として、フェルトソールのウェーディングシューズもやや役不足です。ソールが硬くて十分な接地面積がとれないので期待通りのフリクションが得られないのです。
結局ここ数年はアユタビに落ち着いていたのですが、あれは基本的に長距離陸上を歩くようには作られていないので、遡行が終わったあとの陸上の帰り道はつらいものがありました。
エアリスタを発作買いしたのも、ソールが柔軟で最大限の接地面積が稼げるというコンセプトに「もしかしたらコケ付き丸石でもいけるかも・・・」という幻想からでした。

苔のついた丸石での最強のグリップ。僕のウェーディングシューズに対する長年の夢でした。

それを叶えてくれそうなソールは2つ知ってはいたのですが・・・。
ひとつはコレ。

パタゴニアのアルミバー付きロックグリップウェーディングシューズ。これが苔のついた石に「魔法のように」吸い付くとのこと。しかし、値段も結構張るし陸上ではどうかなぁ・・・。

もう一つはコレ

(山犬さんのブログからお借りしました)

チェンジソールシステムで人気のコーカーズから出ているスヴェルトというソールです。
水中での滑りにくさでは一歩抜きんでているとのこと。
ただメーカーの説明では陸上で使うとあっという間に摩耗するらしい。
8千円のソールにあっという間に摩耗されたらたまらないなぁ・・・ということでスルーしていました。

そんな中、シーズンオフにコーカーズから魅力的なソールが発売されました。
それが今回導入のコレ。

アルマトラックスというソールです。
パタゴニアのアルミバーのコンセプトですね。
ソールだけで1万円は高い(ライトウェイトWDシューズ一足分!)ですが、スヴェルトと違って耐久性は期待できそうですし、コーカーズは替えのソールを持ち歩いて釣り場で交換できるので、水中と陸上で使い分けることが可能です。
・・・ということで今シーズンから導入のバックスキンです。

 コーカーズのウェーディングシューズは購入時にデフォルトでフェルトソールとクリングオンラバーソールが付属してきます。

クリングオンラバーソールの方は水中での評価はイマイチですが、陸上専用であれば問題ないでしょう。
フェルトと違ってアルマトラックスもクリングオンも水を吸わないので、外したあと川水ですすげばベルトの背面ポケットに放り込んでおけるのも現場での使い分けを身近なものにしてくれそうです。

ようやくバックスキンのインプレです。
まず本体の方ですが、人気のボアレーシングシステムではなく、あえて信頼の紐方式にしました。
やや重いですが特に文句を言うほどではありません。
履き心地も良好です。
履いた感じはリトルプレゼンツでいうとミッドストリームWDシューズに近い感じです。
厚底でクッション性が良いので、クリングオンラバーソールを装着するとライトトレッキングシューズみたいです。
林道、舗装路とも快適に歩けそうです。
反面ソールの柔軟性には欠けるので、まだ使っていませんが、フェルトソール装着時のフリクション性能はライトウェイトWDシューズよりは悪いかも・・・。
ちなみにサイズはリトルプレゼンツと同じ10インチにしましたが、正解でした。

そして期待のアルマトラックスソールですが、なかなか良いです。
予想以上に石に食いついてくれます。水中においては今まで使用したウェーディングシューズと比べると「異次元」のグリップ感覚が得られます。
陸上でも厚底クッションのおかげでさほど不快ではありませんでした。

半日履いたソールがコレ。

耐久性も大丈夫そうです。

強いて言えば、テトラポッドの上を歩いたり、コンクリート護岸をおりるときには注意が必要な気がしました。
とはいうものの、一日1万歩の中での比率を考えればそういう場面はあまり多くないですし、どうしても・・・の時はテトラの時はフェルトソール、コンクリート護岸をおりるときはラバーソールを装着すれば良いのです。

アルマトラックスソール・・・使えます。

今年の本流はコーカーズでバッチリ・・・だと良いなぁ(期待大です)。

(注)前述のAさんはコーカーズも使用されたことがあるそうです。
クリングオンラバーソールの写真を見てわかると思いますが、交換ソールの固定にはソールつま先の爪を本体の固定部に差し込む必要があります。へつりでつま先を酷使すると、本体の固定部が「イってしまう」とのことです。
山岳渓流にはお勧めできないとのことでした。

今シーズンは充実の3足体制で臨みます。
耐久性や他のシューズについても随時インプレします。


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