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人生楽しまなくちゃ・・・毎日感じたことを書いて行きます
と、ネコのルアーフィッシング

ネコの渓流ロッドたち(1)ウエダ編

2013-11-28 20:45:48 | Weblog

 

カーディナルについて書いたので今度は愛用のロッドを紹介します。

今日はウエダ編です。解散直前のウエダのロッドは価格も高かったですし、モデルサイクルも短くちょっと手が出ませんでしたが、僕が所有しているロッドはガイドやグリップの小変更はあったものの10年以上のモデルライフで、良品と呼ぶにふさわしいロッドたちだと思っています。 

1.トラウトスティンガーTSS-60Tiがいま所有しているロッドのなかで一番古いです。 SiCリングでチタンフレームのYガイド仕様です。10年以上前に清水の舞台から飛び降りたつもりで買いました。その頃は管理釣り場の釣りにもはまっていたのでこのロッドでどんなルアーも使っていました。管理釣り場ではアルフレッドやミュー、レイピアのようなスプーンからベビークランクまで。渓流ではブラウニー5cmやJunミノー40SDのような軽量級バルサミノーからDコン50のようなヘビーシンキング、果てはDダイレクトまで投げていました(ちょっとロッドがかわいそうでしたが)。今でもたまに使いますが、BBクラフトのストリームクローザーあたりの飛行姿勢のいいバルサルアーを投げるとホントに気持ちがいい!ヘビーシンキングミノーの操作性を語るのはかわいそうですが、いったん魚がヒットすると引きを楽しみつつも強いバットパワーで主導権を渡さず、高確率でランディングに持ち込めます。

2.その次がストリームスピンSS-62EXLです。やはりSiCリングでチタンフレームのYガイド仕様です。 このロッドは低弾性のティップでスプーンをつつくようなバイトを弾かずに乗せることができるのでは・・・という妄想のもと、どちらかというと管釣り用として買いました。どれだけ効果があったかは定かではありませんが、いまだに渓流オフシーズンの管理釣り場では愛用しています。TS-62を買ったあと何本か「管釣りスプーン専用」とか「クランク専用」をうたったロッドを買いましたが手放してしまいました。管釣り用ロッドに限らずある程度バーサタイルであることが「僕にとっての」良いロッドの必要条件なのだな、ということを教えてくれたロッドです。渓流で使うには少し長いし、さすがにヘビーシンキングを扱うには軟らかすぎるので、いまはあまり出番がありませんが、夏に加治川中流域の瀬でブラウニーを使うには非常に良いロッドで、「今日はブラウニー」と決めた日にはブラウニーの5cmと7cmを数本、サブとしてスミスのピュア3.5gとハスルアーを2個ずつ、ボウズ逃れに小ヤマメと遊ぶためのスピナー(セルタとコメット3.5g)をチェストパックに入れて、軽快に釣った時期があります。そんな軽快なスタイルで釣って良型ヤマメが連発したことがあり、僕の中での「理想の渓流ルアーフィッシングスタイル」のひとつになっています。 

3.同じ写真ですがストリームスピンSS-52EXL、SiCリングでチタンフレームのYガイド仕様です。 主に、支流に入るときに持っていきますが、本流の場合は雪代がおさまって、水が温んでから少し軽いミノーでヤマメと遊ぶために買ったロッドです。元々がスプーン用の設計なので、スピナー、ハスルアーなども使いますが、ミノーでは3gくらいのハンドメイドミノーがベストマッチです。今シーズンのマイブームはこのロッドにナイロン4ポンドを巻いたカーディナルをつけて、エゴイストリーフを軽くトウィッチさせる釣り方でした。残念ながら尺ヤマメには出会えませんでしたが、泣き尺クラスのヤマメがヒットするとミドルセクションまでしっかり曲がり、実に楽しいファイトが楽しめました。それでもバットはしっかりしているので、ランディングに不安はありませんでした。ウエダが解散してしまい、折れたら修理のきかないロッドになってしまいましたが、これからも大事に使っていきたいロッドです。 

4.バックウォータスペシャル BWS-55です。 ハスルアーやスピナーをメインで使っていた頃に買ったロッドです。今は管理釣り場でたまに使うくらいであまり出番がありませんが、ノスタルジックな釣りを楽しみたい時に持ち出すことがあります。大型のトラウトがヒットするとバットまで持って行かれてスリリングなやりとりが楽しめます。良くも悪くもボロンコンポジットのウエダのロッドと比べ、ボヨヨーン・・・としたダルな感じが特徴です。1つの理由が、設計の古さを反映したガイドセッティングです。口径の大きなSiCリングステンレスフレームのYガイドが付いていて、今のロッドと比べると「少なっ」という感じですが、明らかにガイドが原因だと思われる持ち重り感がします。昔は全然気にしてなかったけれど・・・。チタンフレームのKRガイドに替えて今風のガイドセッティングにすれば、きっと印象も変わるのだろうけれど、もともとのブランクがミノーのトウィッチには向いていない感じなので、やはり管釣り用かな・・・。どこかでガイドの口径が大きいおかげで極寒期のガイドリング凍結に強いと聞いたことがある・・・なるほど。


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2 コメント

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素晴らしい (EGOIST大嶋)
2013-12-02 15:07:48
Leafを扱うにストリームスピンSS-52EXLを選択されているところに感心しました。
まさに仰る通り、私もufmのなかで一本と問われればコレを推します。

トゥイッチングで、となればストリームトゥイッチャーがまず挙げられると思うのですが(斯く言う私も昔はトゥイッチャー52を溺愛して使用してました)、特にスラックラインを利用しようとする私の手加減には、ティップの返振反応がより緩やかなストリームスピンの方が都合が良いと思います。

因みに、その考え方を深めていった挙句に辿り着いた、現時点における私なり結論がEGOISTickと言えるかもしれませんね(^^ゞ
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ありがとうございます (ネコ)
2013-12-06 09:55:06
大嶋さんおはようございます。コメントありがとうございます。素晴らしい・・・なんていっていただき、感激です。
最新のガイドシステムを用いて、島津さんのグラスの良さを引き出したEGOISTickはSS-52EXLの後継と考えています。
リーフの操作性はもちろんですが、私自身は、「グラスの釣り味」にとても期待しているのです。21日の受注会は都合が付けば伺いたいと思っています。
よろしくお願いいたします。
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