もう一月も終わり、節分で「寒」も過ぎてしまいますね。
家では大寒を目やすに「寒の水」を取ります。
夜明けの四時に井戸水を一升瓶やペットボトルに、前の年の水を流して入れ替えます。
不思議なことは、一年間冷蔵庫に入れてたのではなく、階段の下とか納屋の中、廊下の隅の戸袋の中、押入れの中と
かに、まじないのように置いて火事除け災害除けみたいに置いておくのですが、一年経っても寒の内にとった水は、
澄んだまま無色透明無臭無味の汲んだばかりの水と変わらないのです。
先人の知恵なのですね。何か事が起きても、飲み水は確保出来てる訳ですし、そうやって水を置く事で、普段から
無意識のうちに、火の元に気をつけてる事になるのでしょうね。
ペットボトルの水を買い置きして、納屋に置いといた方がマシて思ってらっしゃる方のほうが多いかな?
「寒の水」如何ですか? まだ間に合いますよ。水道水でも変わらないって妹が言ってましたから、井戸水の取れ
ないお家でも大丈夫だと思います。
精神的なものですよね? 何となくピリッと気持ちが引き締まりますね。