今朝は稲毛駅西口に立ちました。台風の被害で通行止めになっていた場所は解消されていました。稲毛区のＭさんが宣伝に参加してくれました。救援募金も寄せられました。ありがとうございます。
今日午前10時から稲毛区のあぐい初美市議が一般質問を行ないました。４月に２か所の公立保育所が民営化され、半年が経とうとしています。民営化された園のうち、市や運営法人の準備不足から開園までに保育士が確保できなかったことで、当初は保育に混乱を招き、子どもや保護者が不安な状態が続いたため、市が巡回指導員や元職員を派遣して対応が図られたとのことです。しかし、いまだ改善が図られていないため再質問となっています。
あぐい市議は、「８月下旬に緑区のかばさわ洋平市議と視察したところ、保育室の床に玩具が散乱、紙くずが落ちている、ロッカーから荷物がはみ出しいくつも床に落ちているなど、子どもたちの安全面でも公立保育所では見られなかった保育環境となっていること、園庭には大型遊具、砂場もない環境」と指摘しました。
また、「保育の質の低下を招いては、子どもや保護者、市民の不利益につながる」と厳しく指摘しました。さらに、転所が相次ぐなど保護者は不信感を表していて深刻な事態となっています。信頼を取り戻すのは並大抵のことではなく、あぐい市議は、「あらゆる手立てを尽くして公立で行なっていた保育の水準になるまで責任をもって指導すべき」と求めました。
市は、「一刻も早く保護者の信頼を回復することができるよう、責任を持って、法人に対する指導・助言を行なっていく。また、法人自身の職員体制の強化により、より円滑に保育が提供されるよう、引き続き、保育士確保を求めるとともに、週１回実施している巡回指導員による現地確認などを通じて園の状況把握を適切に行っていく」と答えました。
