佐々木ゆうきの日記〜平和とともに歩んで〜

「先進事例に学び、市営住宅に大学生や若者を入居可能に」を、野本信正市議が一般質問で提案


 昨日の野本信正市議(若葉区)の一般質問での「若者が元気に活躍する街に」を取り上げています。先進事例もある市営住宅への若者・大学生の入居について取り上げ、当局は「詳しく調査・研究していく」と答えました。質問と答弁の概要をお伝えします。

【野本信正市議】
 市営住宅4階・5階に若者や大学生が入居できるように、市営住宅の単身入居世帯を18歳から35歳までを可能にする改正を求める。実現すれば高齢化率が高い市営住宅に若者や大学生が入居して高齢者を励ますし、元気なまちになるために先進自治体の事例も参考にして実施を求めるがどうか。

【都市局長】
 市営住宅は、住宅に困窮する家族世帯で収入要件に該当する方や、単身であっても高齢者、障害者等で収入要件を満たす方、および生活保護受給者については入居することができます。まずは、この条件に該当する方に市営住宅を供給することが必要であると考えており、若い単身者への住宅提供については、現在のところ考えておりませんが、団地の高齢化等による課題は認識しておりますので、これらの解決に向けた手法等について調査・研究していきます。

【野本信正市議】
 市営住宅が集中している若葉区千城台で、若者や東京情報大学、植草学園大学の学生が入居して高齢者と共生すれば、元気で活気のある若葉区をつくる一歩となるがどうか。

【都市局長】
 市営住宅は住宅困窮者を対象に居住の安定を確保することを目的としており、限られた住戸数の中で、まずはこうした方々の住宅需要に対し優先的に応えていく必要があると考えています。しかしながら、他都市において大学との連携を進めているケースがあることも承知しており、市営住宅団地に若者の入居を可能とすることは、団地の活性化につながるものと思われることから、これらの状況を研究するとともに、あわせて大学への調査等を進めていきます。

【野本信正市議】
 市営住宅への単身の若者の入居について、大学生を認めている自治体がある。先進自治体の事例を見ると、災害避難者が一時的に入居する時、国に目的外使用を申請し、認められていることを大学生に適用して、入学から卒業までの4年間の入居を許可している。
 政令市では、
 〇名古屋市ー大学と協定して大学が推薦した学生が入居
 〇札幌市ー大学に近い市営住宅に入居を許可
 両市とも入居した学生が団地の掃除など自治会活動に協力している
と聞いた。若葉区千城台の市営住宅は4階、5階の空き家がある。東京情報大学や植草学園大学と相談して、希望者の入居を進めるよう求めるがどうか。

【都市局長】
 他都市においては市営住宅団地に大学生を入居させることで自治会活動が活発化しているということも聞いておりますので、先進事例のある自治体の状況を詳しく調査・研究していきます。

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