佐々木ゆうきの日記〜平和とともに歩んで〜

一般質問・街の活性化と若者支援

毎回の質問で心がけているのは、若者を取り巻くさまざまな問題です。これまで、雇用や居場所、平和など若者につながる問題を取り上げてきました。
今回は、ストリートパフォーマー(音楽・ダンス・大道芸人)についてです。
街の活性化につながるものとして市民文化・芸術文化の向上によって、街の賑わいを取り戻したり、活性化させることが必要です。今年3月に策定された「千葉市文化振興計画」で、鶴岡市長は、「文化芸術は、人々の心をつなぎ、日々の暮らしにやすらぎと活力をもたらすとともに、(中略)。特に近年では、地域の文化資源を発見し、連携・協力の仕組みをつくり、地域の「文化力」をいかに結集させるかが、活力ある社会を構築するために欠かせないものとなっている」と述べられています。

千葉市では、中心市街地の活性化の一環である、「ちば大道芸の日」や、実行委員会形式で、「大道芸フェスティバルinちば」を開催しています。
また、同計画では、基本施策として「創造活動を支える場の確保」が掲げられています。これは、「公共文化施設だけでなく他の公共施設も視野に入れながら、継続的に活動できる場所や、新しい活動に対応できる場の提供を検討し、創造活動を支援します」と掲げられています。
千葉市の玄関口である千葉駅では、クリスタルドームを中心に、多数のストリートミュージシャンが集まり、ファンができるなど、若者があつまるきっかけにもなっています。質問を前に、ストリートミュージシャンから話を聞きました。「ミュージシャンは個々がバラバラで、演奏についてはお互いを気にしながら、演奏をしている」「どこに行っても偏見の目で見られる」「ミュージシャン同士で、お互いの情報交換したい」「みんなに自分の曲を聴いてもらいたい」という率直な思いが寄せられました。
ストリートミュージシャンからプロを目指す、または千葉市から活躍するミュージシャンを輩出するためにも、ストリートパフォーマンス支援を創設、または、充実させることが必要であると考えています。



政令市の中で、福岡市では、一般の音楽やダンスなどのパフォーマーの方々に、公共的空間を発表の場として提供し、活動を支援して、音楽や文化、芸術の振興、都市の賑わいと魅力の向上させるストリートパフォーマンス支援事業を展開しています。土日や祝日を中心に、年間通して実施。実施場所についても、市役所ふれあい広場や緑地などの公共的な空間以外に、民間の公開空地についても施設管理者に協力を求めていくとしています。 県内では、柏市がストリートミュージシャン認定制度を導入し、安心して活動できる環境にしていくことが、街の活性化につながるとしているようです。

提案として、ストリートミュージシャン、ストリートダンス、大道芸人への支援事業の創設。特に人通りの多い千葉駅、千葉そごう前などの民間事業者等と協力し、ストリートパフォーマーの活動の場を確保することを検討。ストリートパフォーマンス事業と合わせて、公共的な施設の開放をおこなう一環として、千葉駅前の地下道の有効活用を提案します。人通りが少ないことから、民間事業者や、文化振興・経済振興の関係団体等との協議の上、進めていくことを提案しました。
当局は、他市の状況を含めて、調査・研究するとのことでした。

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