経済農政局では、空き店舗対策と企業立地助成制度について質問しました。千葉市は企業立地を促進するために、固定資産税・都市計画税相当額を最大25億（５年間）補助、賃借に要する経費を最大300万円補助するなどのメニューがあります。
07年から新たに３社が活用していますが、このうち２社が資本金100億を超える企業です。大手の企業だけ応援しているようだと指摘し、活用した企業における正規雇用の義務付けや、派遣労働や偽装請負が問題視されるなか製造現場等の調査を求めました。
教育委員会については、教職員の病気による休職、給食費未納対策（就学援助との関連で）、学用品の再利用による保護者の負担軽減について質問しました。学用品の再利用では、他市の事例を明らかにして、保護者の負担軽減とあわせて環境面からも有効ではないかと求めました。
他市の事例では、埼玉県上尾市で、算数セットや鍵盤ハーモニカなどを家庭から譲り受け、必要に応じて貸し出ししたり、学生服を譲っていただき、ＰＴＡとも協力して、再利用をしているそうです。さいたま市のある小学校では、ＰＴＡのサークルで、環境を守る方法で学用品を再利用しているなどの経験があるようです。
午前中、わが党の野本議員が質問し、当局との質疑応答で１時間かかり、他の議員から「一人で１時間は長い」「手短にしてもらいたい」などの意見が出されました。審査には時間がかかるものです。審査・議論を尽くすのが議員の役割だと思います。たったの３日間で審査すること自体が短いのでは、と思います。
写真は、マイボトルです。昨年度まで議会事務局の方から出されていた湯茶は、この４月から出されなくなりました。ゴミの排出を抑制することにつながります。わが市議団でもほとんどの議員がマイボトルを持ってきています。
