

今日、千葉市議会が閉会しました。市長提出の議案や団体からの請願、日本共産党千葉市議団の条例提案に対する討論が行われ、党市議団を代表して、かばさわ洋平市議が討論を行ないました。
今回の補正予算では、通学路の安全対策として2億9,000万円を増額し対策を講じます。このうち2億6,200万円が路肩のカラー化工事の予算です。令和6年度までの「路肩のカラー化計画」を2年前倒しし、令和2年度までに整備をする約36キロメートルと、学校からの要望約6キロメートルの整備を行なうもので、対象箇所が439か所です。
路肩のカラー化は期待するものの、今回、ガードレールを設置する箇所は1か所だけなど、その他の安全対策については不十分です。路肩のカラー化だけでは危険を回避できない箇所が多数あり、引き続き、地域住民からの要望にも応えて、ガードレール設置や歩道拡幅など、交通安全整備事業の一層の推進を求め、県警の管轄である信号機の設置や停止線の引き直しなどもあわせて推進するよう強く要望しました。
学校施設の各種改修等のエレベーター設置やトイレ改修にかかる工事については、子どもたちが毎日の学校生活を快適に送るために早急な整備が求められており、エレベーターは災害時にも必要になるため、全校整備を早急に進めることが求められています。
トイレの改修は前倒しの予算対応は評価するものの、学校のトイレに安心して入ることができずに我慢している状況を1日でも早く解消するために、さらなる計画の前倒しを要望しました。
【トイレ改修】 期間:令和4年度
○高洲第三小学校、打瀬中学校
【外壁改修】 期間:令和4年度
○打瀬小学校、打瀬中学校