千葉市には公園緑地等が1,298か所あり、花島公園や昭和の森のように大規模な総合公園など多種多様となっています。年齢・性別問わず多くの方から公園の整備や活用方法について意見が寄せられていることから、のじま友介市議(中央区)は、地域住民と分担して、中央区内の225か所の公園を実踏調査を行ったとのこと。紹介された公園のベンチの老朽化が著しく、遊具の一部も破損している状況が示されました。
調査結果から、利用される公園の特徴は全体として、樹木・緑が豊富で日陰になる休憩できる空間があり、数種の遊具・トイレ等の施設整備が充実している公園。開園から一定程度経過していても、遊具や植栽が手入れされていて、清掃状態も良好な公園という印象であり、活用される公園へと改善・整備することは健康に過ごせる環境づくり、防災などの観点からも重要と指摘しました。のじま市議は、日本共産党千葉市議団は、公園の維持管理、改善に必要な予算の増額を求めてきたことに触れ、「ここ10年でどのくらいの予算が増えているのか。今後は予算をさらに増額すべき」と見解を求めました。市は「施設修繕も含めた維持管理予算は、平成26年に約10億1,000万円であったところ、今年度は約14億1,000万円を確保しており、今後も安全で安心な魅力あるまちづくりに向け、必要な予算の確保に努める」と答えました。
のじま市議は重ねて、「30年以上経過した公園については基本的に全てを調査・点検し、見直していくべきで、各公園緑地事務所の予算を増やして、身近な公園の改善・整備が必要」と求めました。稲毛海浜公園リニューアルや千葉公園再整備に民間整備も入れながら、インフラ整備に多額の予算が投じられており、地域に身近な公園の改善にこそ、予算を回すべきです。
のじま市議は、この他に市民緑地と介護について質問を行い、介護保険料と介護利用料の負担軽減を求めています。