今日午後、千葉市郷土博物館へ行き、13日まで開催されている「軍都千葉と千葉空襲~軍と歩んだまち・戦時下のひとびと~」を見てきました。千葉市郷土博物館は無料で入館できます。この日も私ぐらいの世代から70代後半くらいの世代までの方々が訪れていました。
「軍都千葉」と言われているように、現在の中央区や稲毛区には、多くの軍の施設がありました。そのどれもが悲惨な戦争へとつながっていきます。市民生活にも大きく影響し、展示されていた一見何でもないような海の家の前を撮影した一枚の写真にも「○○国防婦人会」「○○○報国会」の貼り紙がしてあるなど、戦争の影がひたひたと近づいていた様子がわかりました。
何といっても、1945年6月と7月の大きな空襲「千葉空襲」によって、千葉市の中心市街地が米軍機から投下された焼夷弾などで甚大な被害を受け、死者や被害者の数は、はっきりとしたものがありません。郷土博物館の近くには「忘れない千葉空襲」とした平和祈念碑(写真左)が建立されています。2015年(千葉空襲70周年)に、千葉市空襲犠牲者刻銘式平和祈念建立実行委員会のみなさんの活動等により設置されています。
2度と戦争は繰り返してはならず、戦争の火種もなくしていくために私ができることをしていきたいと決意を新たにしました。
午前中には、ある相談の用事で中央・稲毛公園緑地事務所へ伺った際にも、戦前の旧陸軍鉄道聯隊が演習用として使用していたトンネルを近くでみました。トンネルの上部には鉄道聯隊のマークがあります。こうした貴重な戦跡を後世に伝えていくことは私たちの役目でもあります。
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