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ココロ気分はヒトリゴト【hana美人化計画】

hanaの日常徒然【ココロもカラダも美人にまりますようにっ。(祈)】

『虚無のオペラ』小池真理子

2006年02月01日 | 本棚パンク寸前
虚無のオペラ

文芸春秋

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私には淫蕩の血が流れているんだろうか・・・・。
舞台は冬の京都、高名な日本画家の裸婦モデルを務める結子は、
八歳年下のピアニスト島津正臣との恋を断ち切るため、
ふたりきりで雪に閉ざされた小さな宿に籠もる。
別れのための四日間に、女と男の恋情と性愛の極みを艶やかに奏であげる、
かくも美しき恋愛小説。




別れるために蜜月の様な日を過ごす・・・
私にはそんな事、できないなぁ・・・
そんな事、すればするほど未練だし。
旅行に出る日が迫ってくる日々を過ごしていくのは、苦しくてたまらない。
そんな事するなら、すぱっと切ってしまった方が良い。
同じ切ってしまうなら、余計な苦しみはいらないな。

この計画に付き合うことにした、正臣もOKを出したとはいえ、
心を痛めながら、苦い顔をする場面がある。
こんな想いを相手にもさせる事ないのに・・・

苦しくても、一緒にいたい。って気持ちで、旅行に一緒に来てしまうんだろうけど、
男の方もこんな事されたら、なかなか踏ん切りもつかなさそう。
とはいえ、大切な妻子持ちなんだから、気をまぎらわす事もあるから、いいわね。



『きみはペット 14』小川彌生

2006年01月17日 | 本棚パンク寸前
とうとう完結しちゃいました~

ちょっとサミシイっす。

スミレちゃんにはモモと絶対にくっついて欲しかったっ!

ホント良かったっ!

モモは雪ウサにそっくりだった。年下だったし、あのじゃれっぷりも言う言葉も本当に良く似てたから、私たちが上手く行かなかった分、どうしても上手く行って欲しかった。

きみはペット 14 (14)

講談社

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蓮見君は確かにイイ男だったけど、蓮見君と結婚してたら、マンガとはいえ、暴れてたかも。(爆)


自分の体験と、言って欲しかった事と、モモとスミレちゃんがごっちゃになって、えらくせつなく、泣けてきて、
薄れてた後悔気分がまたふつふつと・・・

読みたいんだけど、苦しくて読めないマンガ。(笑)


『模倣犯』(4)(5)宮部みゆき

2006年01月11日 | 本棚パンク寸前
読み終わりました~。


模倣犯〈4〉

新潮社

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いや~。面白かったっ!
ちょっと、アヤシイと思われてから、捕まるまでが、前の長さに比べると、
簡単になってしまった感じがして、それにわざわざ会ってくれた娘の話は途中で終わってしまって、あの話は忘れちゃったの~!書いて欲しかった~。って感じそこはちょっと残念な感じはするんだけど、
でも面白かったよ~。


模倣犯〈5〉

新潮社

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頭の中で考えた事、そのとおりに反応が返ってくる。
自分が頭の良い人間だと思い込んで、事を起こす。

殺人という事だったから、ちょっと遠い人の様に感じたけど、殺人って事でなければ、身近にある感じがして、少々怖い感じがした。

ああいう人が出てきた時、私は、アヤシイ胡散臭いヤツと感じる事ができる人だろうか?
それとも、信じてしまって、信者の様に語ってしまうんだろうか?

う~ん・・・


『模倣犯』(1)(2)(3)宮部みゆき

2005年12月30日 | 本棚パンク寸前
模倣犯1

新潮社

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やっと先に出た3冊を読み終わった。
病院の待合時間が多かったから、さくさくと進んだ感じ。
映画を先に見たんだけど、やっぱりちょっと違うのね。
本の方がやっぱり面白い!(って当たり前か。映画の方が面白いって事あったかな?(笑))

模倣犯2

新潮社

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ウソをつく事は、自分を何かから守ろうとしてつくよね。
でも、自分が苦しくなるだけなんだよね。
ウソを守るために、またウソをつく。
その場その場でついたウソは、何処でなんて言ったのか覚えてないと、辻褄が合わなくなって、また苦しくなる。

近しい人のウソは、つかれてるのに、「この人どうするんだろうなぁ・・・」と心配というのか、なんとも不安になる。
どこかで止めないとなのになぁ・・・最後の収拾はいったいどうつけるんだろう?って思う。
少々興味な部分でもあったりして。

収拾つけなくてもいい方法がある。


「ぶっちぎる」


私とはそれで済むけどね。
でも、いつかそれを止めないとね。


一度ぶっちぎって、また戻ってきて、元の鞘に納まる。
そうやって、収拾つけた人もいたね。
戻った時、「もうしない。」とも何も言わなかったけど、
ここで止めないとと思ったんだろうね。その先にはなかった。

また始まった時、終わった。

そういう事なのよね。

今になって、
「あの時、ここで別れたら、自分の事をこんなに心配し、信じて待っててくれる人にまた会える事があるんだろうか?って思った。大事な人を手放したらいけない。って思ったんだ。だから一つ成長も出来たんだ。
なのに、「日々の生活に刺激が欲しい」なんて酷い事言った。手放したりしなければって思うよ。あの日無理にでも引き止めておけばって。
なにより、あなたと家族になるのは、暖かくて幸せな感じが目に浮かぶもんね。
あなたは心の強い人だから。あなたが傍にいてくれる事が、どんなに自分にとって大事な事だったのか・・・
傍にいる事が当たり前な日々になってて大事な事を忘れて、終わりにしてしまった。今更だけどね。」


ホント。

今更だよ。


模倣犯3

新潮社

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これは、一気に読む事、オススメ。
オススメしなくても、面白くて一気読みすると思うけど、
登場人物たちが、その人の目線で物語を書いていくから、一登場人物がその場面を語り終わって、次の人が出てきて語り出した時、「あれっ?この人誰だったけか?」って事に。(苦笑)
あぁ!そうかっ。ってすぐに思い出すけどね。

憎らしくて、イライラしながら読んでるって感じかな。

イライラしちゃいけない。って思うのに。

次は恋愛ものとかにしようかな。
っても読もうと溜まってる本の中に恋愛ものは無かったよな。

一度読んだのを読み直そうかな。

『LOVE BRAIN―行為を紡ぐ男性脳 言葉を紡ぐ女性脳』黒川伊保子

2005年12月04日 | 本棚パンク寸前
LOVE BRAIN―行為を紡ぐ男性脳 言葉を紡ぐ女性脳

PHPエディターズグループ

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この本によると、
男性脳は、1回許せた事は永遠に許せるそうです。
でも、女性の脳は1000回許せた事も1001回目には許せなくなるかもしれない脳だそうです。
まるで花粉症になる時のたとえと同じだね。

でもよくわかる。
その時って、プツッと来るんだよね。
「あぁ、もういいや。」って
そうなると何言われても
「ごめん。もういいから。」って感じ
それまで言って欲しかった言葉聞いても、
昨日だったらねぇ~。昨日だったら泣きそうなほど嬉しかっただろうに・・・
とものすごく、人事モード。

でも、それまでかなり溜め込んでるんだと思うんだよね。
ほんとに、それがこぼれる感じだよ。

(私も今こぼれそう。)


男ゴコロに悩む人にも、女ゴコロが理解できない人にもどちらにもオススメ。
「あぁ、だからか。」って思える事が多いと思う。
片方が読むより、お互い読むといいんだろうなぁ。



『狂王の庭』 小池真理子

2005年11月28日 | 本棚パンク寸前
狂王の庭

角川書店

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「この庭をあなたに捧げる。」
昭和27年、東京都下国分寺。
広大な敷地に、全財産を投じてルートヴィッヒ二世さながら華麗でシュールな西洋庭園を造った異端児・清爾。
妹の婚約者である彼に惹きつけられる美しい人 妻・杳子。
没落する華族社会と眈美の極致で、激しく求め合う男と女を描ききった、世紀の恋愛巨編。



私には今読むには、ちょっと・・・な話だったかな。

なんだろ?今まで読んだ小池真理子ほど、私にはせつなさが伝わって来なかったかな。
庭の描写が少々多すぎなのかな。それに気を取られてるのか、疲れちゃうのか・・・
そんな感じなんだろうな。もっとせつなく感じていいハズだもん。

この話は、清爾っていう細い、端正な男の人に恋する話だけど、私は杳子のダンナの方が好き。っていうかお好み。(笑)
どっしり豪快、女遊びは頂けないけど、私のお好みな感じよ。
こんなダンナならいいなぁ。って思う。こういう男の人の傍にいて、私は、こまこま世話焼きたい。
ちょっとしたわがままに、にっこり、くすっ。っと笑いながら「仕方ないわねぇ」って言って腰上げるの。

ステキ♪


『「象の消滅」 短篇選集 1980-1991』 村上春樹

2005年11月20日 | 本棚パンク寸前
「象の消滅」 短篇選集 1980-1991

新潮社

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出版社からのコメント
●海外で編集・発売された初期短篇集のいわば逆輸入版で、手に取りやすいアメリカン・テイストの洒落た装幀が特徴です。底本は『The Elephant Vanishes』(1993年Knopf 社刊)
●日本でも人気がある初期短編17編を収録しています。新作は含まれず日本ではすべて文庫で読めますが、「初期短編のベスト版」ともいえるラインナップになっています。
●日本版オリジナルの書下ろしエッセイが収録されます。著者がNew Yorker誌にデビューした当時を振り返り、自作品をたっぷりと解説。著者のこの一冊に対する深い思い入れが感じられる内容で、ファン必読のエッセイになっています。

●英語版は、ニューヨークの有名な編集者であるKnopf 社のGary Fisketjon氏が作品を選定しました。日本版の巻頭には、著者との親密な交遊や世界的評価をめぐって文章を寄せてくれました。

●ファンの多い短編『レーダーホーゼン』は、日本初公開のバージョンになります。著者はこの作品を、元の日本語版を見ずに英語版をもとに新たに「翻訳」しました。


読んだ事ない話あり、おっ「ねじまき鳥」の夫婦の話だ。
ねじまき鳥クロニクル〈第1部〉泥棒かささぎ編

新潮社

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って話あり。
あの夫婦の出逢いの話だ!って思うとなぜか親近感が湧くよね。(笑)

『納屋を焼く』の「納屋」って女の子の事よねぇ・・・そして「焼く」って殺したって事よね。
だから2度と会えなくなったし。
そう思って読むと結構怖い。

『有限と微小のパン』森博嗣

2005年10月21日 | 本棚パンク寸前
有限と微小のパン

講談社

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出版社/著者からの内容紹介
「F」から始まり今ここに終結、そして拡散?
萌絵たちが訪れたテーマパークで次々と起こる不可解な事件の背後には。

日本最大のソフトメーカが経営するテーマパークを訪れた西之園萌絵と友人・牧野洋子、反町愛。パークでは過去に「シードラゴンの事件」と呼ばれる死体消失事件があったという。萌絵たちを待ち受ける新たな事件、そして謎。核心に存在する、偉大な知性の正体は……。S&Mシリーズの金字塔となる傑作長編。



とりあえず、萌絵と犀川先生のシリーズはお仕舞い。

真賀田四季が出てくると、ホント面白いっ。
しかし、四季センセは、子供好きのきゃぴきゃぴまで演じきれるのか?!
すごくクールなイメージだったのに。
天才は凄すぎる。

終わりにしては、萌絵と犀川先生の関係もすっきりしないから、紅子さんシリーズにも萌絵がが出てきたりしてるから続いていくのかな。っと。

『星の王子さま』サンテグジュペリ

2005年10月19日 | 本棚パンク寸前
星の王子さま―新訳

中央公論新社

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訳がイマイチだから、自分で訳したい。と言っていた人がいた。
昔から出ている『星の王子さま』も持ってるんだけど、その言葉が忘れられなくて
ついつい手に取ってしまい、ちょっと立ち読み。
他にもいろいろ出てたんだけど、これが元の雰囲気を崩してなく良かったので、
ついつい買ってしまいました。

読むといつも思うんだけど、王子さまの星の花は王子さまの帰りをちゃんと待っていてくれたんだろうか?
あなたなら王子さまを待ってますか?
他の王子さまの星に行ってしまいますか?


きつねはいい事沢山言ってる。
有名なのは「大事な事は目に見えないんだよ」だけど、
それよりも、きつねと仲良くなるための方法で出てくる「とっても忍耐強くならないといけないね」とか、
何で昨日と同じ時間に来た方が良かったのか。っていう話の方が好き。

その時が近づにつれ、そわそわ嬉しく幸福な気持ちになるんだよ。

『数奇にして模型』 森博嗣

2005年10月01日 | 本棚パンク寸前
いや~読み応えありました。
厚さ約3cm
前回書いた日を見ると、約1ヶ月かかったのね。
まっ、毎日読んでたわけじゃないからこんなもんかな。
数奇にして模型―NUMERICAL MODELS

講談社

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萌絵ちゃんは危険な所に顔突っ込みすぎです。
そうしないと話しにならないから、仕方ないのかもだけど、いつも死にそうになってるからねぇ・・・
だんだん、イライラというか、うんざりしてきました。
でも、まぁ、あと1冊。
あー・・。1冊って訳じゃないか。

犯人はなんとなくこの人かな。って感じがあったけど、トリックも何故なのか理由も最後まで、わからなかった。
犯人の告白を聞いたところで、マニアの考えはよーわからん。って感じで・・・
今回は先生の趣味範囲のお話だったのかな。

『今はもうない』 森博嗣

2005年09月07日 | 本棚パンク寸前
今はもうない―SWITCH BACK

講談社

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出版社/著者からの内容紹介
嵐の山荘で起きた2つの密室殺人事件!
隣り合った部屋で死んだ美人姉妹。40歳の私は、西之園嬢と推理する。
避暑地にある別荘で、美人姉妹が隣り合わせた部屋で1人ずつ死体となって発見された。2つの部屋は、映写室と鑑賞室で、いずれも密室状態。遺体が発見されたときスクリーンには、まだ映画が……。おりしも嵐が襲い、電話さえ通じなくなる。S&Mシリーズナンバーワンに挙げる声も多い清冽な森ミステリィ。




うひゃひゃひゃ(笑)
やってしまいました。
読み始めて、「おやっ????」
「読んだ事あるんでないかい?」
気になったので、裏表紙中側の、作品リストを見直す。
「うーん・・・順番どおりなのよね・・・」
そして先をパラパラと

「おぉぉぉ!!!思い出しました!」
去年の夏休み、母の実家。田舎のばーさまの家に行ったはいいが、
なんせ山奥なんで、する事なくてヒマでヒマで、
しょうがないから本屋に行ったわいいけど、このシリーズが全部はなくて、
読んでない物と思って仕方なく買って読んだんだったよ~!

あぁぁぁ!!!
すっかり忘れてしまうもんだねぇ・・・
って事は同じ本がウチに2冊になってしまったワケです。

ふぅ・・・
売るんだな。



『三月は深き紅の淵を』 恩田陸

2005年09月05日 | 本棚パンク寸前
三月は深き紅の淵を

講談社

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すべてが謎めいた1冊の本はどこに?

鮫島巧一は趣味が読書という理由で、会社の会長の別宅に2泊3日の招待を受けた。
彼を待ち受けていた好事家たちから聞かされたのは、その屋敷内にあるはずだが、10年以上探しても見つからない稀覯本(きこうぼん)「三月は深き紅の淵を」の話。
たった1人にたった1晩だけ貸すことが許された本をめぐる珠玉のミステリー。




久しぶりに新しい作家の本です。

面白かったよ~。
何が面白かったのか書きたいんだけど、何を書いてもネタバレになっちゃいそうで、書きたくても、
あ~どうしよう~
って感じ。

『三月は深き紅の淵を』を読んだんですよ。でも読んでないんですよ~。
読めないんですよ~。
ヘンな感じでしょ?(笑)
読めない分、別の恩田作品を読むか~!って感じ。

ぜひぜひドウゾ!

『幻惑の死と使途』 『夏のレプリカ』 森博嗣

2005年08月22日 | 本棚パンク寸前
幻惑の死と使途―ILLUSION ACTS LIKE MAGIC

講談社

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天才マジシャン、死してなお奇跡を呼ぶ――
事件は、奇数章だけで描かれる。

「諸君が、一度でも私の名を呼べば、どんな密室からも抜け出してみせよう」
いかなる状況からも奇跡の脱出を果たす天才奇術師・有里匠幻(ありさとしょうげん)が衆人環視のショーの最中に殺された。
しかも遺体は、霊柩車から消失。これは匠幻最後の脱出か?
幾重にも重なる謎に秘められた真実を犀川・西之園の理系師弟が解明する。



夏のレプリカ―REPLACEABLE SUMMER

講談社

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封印された夏の日の記憶!
眩い夏、不可解な誘拐事件、蘇る過去
真実は、偶数章だけで明かされる。

T大学大学院生の簑沢杜萌(みのさわともえ)は、夏休みに帰省した実家で仮面の誘拐者に捕らえられた。
杜萌も別の場所に拉致されていた家族も無事だったが、実家にいたはずの兄だけが、どこかへ消えてしまった。
眩い光、朦朧(もうろう)とする意識、夏の日に起こった事件に隠された過去とは?
『幻惑と死と使途』と同時期に起こった事件を描く。


同時期に起こったって事で、奇数章だけ、偶数章だけってなってる。
だからって交互に読んだら混乱するけどね。(笑)
『夏のレプリカ』には、あまり萌絵と犀川センセは出てこない。
事件に巻き込まれてないせいね。謎解きだけに出てくる感じ。

この萌絵と犀川センセのシリーズを読んでて思う事は、近しい関係になる二人には、共通言語が存在する。って事。
共通言語って表現しちゃうけど、話のレベルっていうか、犀川センセの言う冗談を萌絵が「冗談ですか?」って言わないと、私には冗談だってわからない。
萌絵にあごがれて、好きになってる取り巻きはいるけど、萌絵の言葉が理解できなくて「へっ?」って思う人たち。
その人たちはどんなに好きでも、二人っていう関係にはなれないと思う。
相手の言った事を咄嗟に判断できる、脳みそ持ってないと楽しくないのね~。
って確信する。


さて、黒ヒョウ君とはどうでしょう?(笑)


『トルコで私も考えた』 高橋 由佳利

2005年08月05日 | 本棚パンク寸前
旅行本も大好きで、
元を考えると、『兼高かおる世界の旅』(1959年12月13日~1990年4月2日にかけて30年10ヶ月の間TBS系で毎週日曜日朝9:00~9:30に放映された紀行番組。)が大好きだった。
今でも旅行番組好き。
『世界不思議発見』はお気に入り番組。

いつの頃からか、何故かトルコに行ってみたいって気持ちがあって、
本屋で見つけて買ってみたのが、これの1巻。
トルコで私も考えた (4)

集英社

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面白いですっ。
笑えます。
作者がトルコに旅行に行き、そのうちトルコで語学留学する話です。

今はトルコ人と結婚して男の子がいます。

友達もこの本を読んでいて、意気投合!
トルコに旅行に行ってきちゃいました。
行っても大正解!すごく楽しかった!

海外旅行良かった国ランキングNo.1になりました!

トルコ。
いですよ~
ホント、オススメ。

本もぜひぜひオススメです。
1巻が一番面白かったかな~(笑)

『迷宮百年の睡魔』 森博嗣

2005年08月02日 | 本棚パンク寸前
迷宮百年の睡魔

新潮社

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周囲の森が一夜にして海と化したという伝説を持つ島イル・サン・ジャック。
22世紀の旅人ミチルとロイディがこの島で出会った「女王」は、かつて別の地に君臨した美しき人に生き写しだった―。
王宮モン・ロゼで発見された首のない僧侶の死体、犯人と疑われたミチル、再び消えた海と出現した砂漠。
謎に満ちた島を舞台に、宿命の絆で結ばれた「女王」とミチルの物語の第2章がはじまる。



いつかこんな未来が来るんでしょうかねぇ・・・

書こうと思うと、ネタバレになってしまうので書くのが難しい感じなんですが、
どんなカタチを人というのか、どんなカタチでも人というのか考えさせられる話でした。

このミチルとロイディのコンビの話は続いていく感じですね。



ちなみに、1冊目。
女王の百年密室―GOD SAVE THE QUEEN

新潮社

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内容(「BOOK」データベースより)
2113年の世界。小型飛行機で見知らぬ土地に不時着したミチルと、同行していたロイディは、森の中で孤絶した城砦都市に辿り着く。
それは女王デボウ・スホに統治された、楽園のような小世界だった。しかし、祝祭の夜に起きた殺人事件をきっかけに、完璧なはずの都市に隠された秘密とミチルの過去は呼応しあい、やがて―。
神の意志と人間の尊厳の相克を描く、森ミステリィの新境地。