最近、学んだことを。
まず、フリーズドライって、
凍らせ、乾燥させることですよね。
これがどういう原理か、
ご存じですか?
我々が、仕事したり、酒を飲んだり、
くやしがったり、せつながったりする
この世界は、1気圧です。
1気圧だと、水は0度で凍ります。
100度で沸騰して気体になります。
ところが……
気圧が変わると、水分って
別のルートで変化するんですよ。
たとえば、富士山の頂上だと
気圧が低く、約90度くらいで
水が沸騰します。
富士山頂でコーヒーを飲もうとしても、
ちょっとぬるめのコーヒーしか飲めません。
図にすると、こんな感じです。
1気圧の世界
氷氷氷氷水水水水水水水水水気体気体気体
↑ ↑
0度 100度
富士山頂(約0.7気圧)
氷氷氷氷水水水水水水水気体気体気体気体
↑ ↑
0度 90度
さて、もっと気圧を低くしていくと……
水分が「水」でいられる範囲がどんどん狭くなってゆき……
0.06気圧になると、こうなります
氷氷氷氷気体気体気体気体気体気体気体
↑
氷がいきなり気体になる!
とすると、まず、エビを凍らせ、
0.06気圧に下げ、常温に戻すと、
あら不思議、エビの水分だけが
氷から水にならず、
そのまま蒸発してしまうのです。
カップヌードルのエビも、
こんな風にして乾かされているんですね。
熱風乾燥させると、その熱風自体が
ある意味「調理」の役割を果たしてしまい、
味が悪くなります。ビタミンなどが壊れることもあります。
しかし、フリーズドライなら、
風味を損なうことなく、
食品を乾燥させられるわけ。
とまぁ、そんなことをなぜ書いたか。
今日、人と飲んでいて、
こんな話を聞いたんですよ。
「自分がなろうと思うものになるのでなく、
なれるものになりなさい」
以前、こんな言葉をもらったこともある。
「自分が自分の運命を
100%決められると思うのは
思い上がりだよ。
50%くらいがいいところさ」
自分は「なぜ」という問いと共に生きてきました。
なぜ、人は生まれ、なぜ、死ぬか。
なぜ、情熱を持ち、なぜ恋をし、
なぜ、時に笑い、悲しむのか。
大学にも、哲学をやろうと思って入りました。
ところが……そんな「なぜ」のなかでも
「なぜ、この商品が売れるのか」
「なぜ、これはこういう形をしているのか」
「なぜ(ブログに書いたなかで言えば)
100円ライターの真ん中には妙な区切りがあるのか」
みたいなことを調べていくと……
ボクはそこで、世の中の皆さんに認められ、
ボクが調べたことが、書籍になり、
ボクは、それを仕事にしている。
自分の人生を自分が100%決められるとしたならば
ボクは、哲学者になりたかったのですが、
世の中の人が、自分に望むものを
淡々と、極めていく。
半分は、それが重要です。
そこで、今日は
フリーズドライの
「なぜ」を書いたわけです。
ちなみに、いま売っている『DIME』では
ボクがワコールの人に話を聞き、
『リボンブラ』ヒットの「なぜ」を聞いてきました。
では、また!
まず、フリーズドライって、
凍らせ、乾燥させることですよね。
これがどういう原理か、
ご存じですか?
我々が、仕事したり、酒を飲んだり、
くやしがったり、せつながったりする
この世界は、1気圧です。
1気圧だと、水は0度で凍ります。
100度で沸騰して気体になります。
ところが……
気圧が変わると、水分って
別のルートで変化するんですよ。
たとえば、富士山の頂上だと
気圧が低く、約90度くらいで
水が沸騰します。
富士山頂でコーヒーを飲もうとしても、
ちょっとぬるめのコーヒーしか飲めません。
図にすると、こんな感じです。
1気圧の世界
氷氷氷氷水水水水水水水水水気体気体気体
↑ ↑
0度 100度
富士山頂(約0.7気圧)
氷氷氷氷水水水水水水水気体気体気体気体
↑ ↑
0度 90度
さて、もっと気圧を低くしていくと……
水分が「水」でいられる範囲がどんどん狭くなってゆき……
0.06気圧になると、こうなります
氷氷氷氷気体気体気体気体気体気体気体
↑
氷がいきなり気体になる!
とすると、まず、エビを凍らせ、
0.06気圧に下げ、常温に戻すと、
あら不思議、エビの水分だけが
氷から水にならず、
そのまま蒸発してしまうのです。
カップヌードルのエビも、
こんな風にして乾かされているんですね。
熱風乾燥させると、その熱風自体が
ある意味「調理」の役割を果たしてしまい、
味が悪くなります。ビタミンなどが壊れることもあります。
しかし、フリーズドライなら、
風味を損なうことなく、
食品を乾燥させられるわけ。
とまぁ、そんなことをなぜ書いたか。
今日、人と飲んでいて、
こんな話を聞いたんですよ。
「自分がなろうと思うものになるのでなく、
なれるものになりなさい」
以前、こんな言葉をもらったこともある。
「自分が自分の運命を
100%決められると思うのは
思い上がりだよ。
50%くらいがいいところさ」
自分は「なぜ」という問いと共に生きてきました。
なぜ、人は生まれ、なぜ、死ぬか。
なぜ、情熱を持ち、なぜ恋をし、
なぜ、時に笑い、悲しむのか。
大学にも、哲学をやろうと思って入りました。
ところが……そんな「なぜ」のなかでも
「なぜ、この商品が売れるのか」
「なぜ、これはこういう形をしているのか」
「なぜ(ブログに書いたなかで言えば)
100円ライターの真ん中には妙な区切りがあるのか」
みたいなことを調べていくと……
ボクはそこで、世の中の皆さんに認められ、
ボクが調べたことが、書籍になり、
ボクは、それを仕事にしている。
自分の人生を自分が100%決められるとしたならば
ボクは、哲学者になりたかったのですが、
世の中の人が、自分に望むものを
淡々と、極めていく。
半分は、それが重要です。
そこで、今日は
フリーズドライの
「なぜ」を書いたわけです。
ちなみに、いま売っている『DIME』では
ボクがワコールの人に話を聞き、
『リボンブラ』ヒットの「なぜ」を聞いてきました。
では、また!