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日本語教師ブラジル奮闘記

ブラジル生活裏話

南米最大のビール会社に就職した友人の話

2011年03月22日 12時56分24秒 | ブラジル事情

 週末は久しぶりにブラジル人の友人Aさんと会った。

 Aさんは某私立大学経営学部を卒業し、輸出・輸入関係の仕事がしたいと就職活動を行ったが、門前払いで願いかなわず。

 親のコネを利用して、衣服のショップに店員として1年半ほど勤めた。それから、今度は紹介を通じてバーテンで会計係として夕方から深夜にかけて1年ほど働いた。

 そして、ついに1か月ほど前にAmbevという南米最大のビールメーカーに正社員として就職できた。彼の仕事は、会社の何百台ものトラックの経費の管理である。とにかく、朝から晩まで電話応対などで忙しいそうだ。

 彼は父親が不動産屋で働いていたことから、不動産の資格を取ったり、現在もMBAのコースに通ったり、キャリアアップに努めてきたが、その努力がようやく実った訳で、僕も他人事ながら本当に嬉しい。

 彼にどうやって仕事を探したかを聞くと、驚くことに僕が以前紹介した有料就職斡旋サイトを通じてだと言う。1か月分の代金を払って、履歴書を登録したら、すぐに3本も電話をもらったと言う。しかも、そのうちの1つはあのIBMだったと言う。

 以前の就職活動では一般企業になかなか就職できなかったのだが、今回は3社から引きがあり、そのうちの1つである一流のビール会社に3度の面接を経て、あっという間に就職してしまった。

改めて、就職と言うのは、方法とタイミングの問題なのかなと思う。Aさんの場合、26歳とまだ若いのもあるが、MBA取得のために頑張っている姿勢が評価されたのだと思う。

日本に住む友人は危険物甲種という試験に合格したと言う。僕も何か資格を取るなどして、キャリアアップしていかないと、就職できないのかなあと思う。問題は何を目標にして頑張るかである。ただ闇雲に頑張っても、無駄になるだけだ。

クラゲのような人生。卒業したいなあ。




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