日本語教師ブラジル奮闘記

ブラジル生活裏話

動画のアクセス数獲得の難しさ

2015年01月11日 09時25分49秒 | 日本語教育

Por que existe três tipos de letras na língua japonesa!? - Japonês em Porto Alegre Ep1

 動画の作成は楽しい。でも、めちゃめちゃ手間も時間もかかる。

 そうやって作った動画をYoutubeに投稿しても、基本的には誰も視聴してくれない。

 何も宣伝しなければ、視聴回数は0。自分で確認のために何度か見ると、視聴回数が5、6と増えていくわけだが、それって自分で増やしているだけで全く意味ない。

 と言うか、めちゃめちゃ恥ずかしい。

 自分しか見ない動画を世間一般の人の目に「公開」するなんて!!

 ただ、過去にアップした作品を見ても、6年前に作って投稿したブラジル人向けの漢字学習動画だけが6000回ほど再生されているだけど、他の動画は全部200回も視聴されていない。

 6年前はまだYoutubeも創業当初で漢字とかで検索すると、検索結果の上位に表示されていたから、視聴数を稼げたのだと想像する。

 今は誰しもが簡単に動画を投稿できるようになったために、よほどいい物を作らないと誰も見てくれないし、そもそも一から始めようとしたら、宣伝しなければ視聴者数は絶対に増えない。

 僕の場合、フェイスブックのファンページで地道にファン数を増やしていたから、そこで宣伝すれば、何とか100人ぐらいの視聴者数を獲得できているが、その数では少なすぎる。

 やはり最低でも1000人単位。出来れば、1万回くらいまで視聴回数が増えて欲しい。

 そうでないと、作る方も作りがいがないし。

 ただ、ブラジルにおける日本語教育関係の動画を市場調査すると、日本に住むブラジル人女性が日本語の授業を公開して、動画によっては1万を超える視聴回数を獲得できているが、彼女は例外で、他の方の動画は数百程度、よくて1000程度の視聴回数しか稼げていない。

 つまり、日本語教育で1万を超える視聴回数を稼ぐのはほぼ無理と考えて間違いない。そもそもそこまで需要がないのだ。

 だから、日本語教育はほどほどに、日本文化・ブラジル文化に関するものを中心に取り組んだらいいのかなと考えている。

 まあどちらにしろ、Youtubeはコミュニケーション手段の1つに過ぎず、ブログ・フェイスブック・ツイッターを通じて、マルチメディア展開していくのが21世紀前半の賢い方法かなと思う。

 数年前と違って、Youtubeには本当にいろいろな機能が加わっており、アナリティクスで動画に関するいろいろな情報を収集することができる。

 どんなジェンダーの人が、どんな時間に見ているとか。どの動画がどれだけ視聴されたかとか。僕はこういう情報分析が本当に好き。

 数字見ていると、いろいろな想像ができるし。

 

 

 


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