
マイクロソフト社の新しいウェブカメラ(200万画素)を購入した。85レアル(時価4300円)。
僕は3年ほど前、実はマイクロソフト社の130万画素くらいのウェブカメラを130レアルくらいで購入した。しかし、画面の色をいくら調整しても、映画の「アバター」みたいになって、大損害を被った経験がある。
それで2年ほど前に日本に帰国した際に、ヤマダ電機のガレージセールで30万画素のウェブカメラを980円で購入した。そして、ブラジルに戻ってそれを使ってみたら、マイクロソフトのよりも断然に良かったので、それを今まで使ってきた。
しかし、最近仕事やプライベートでウェブカメラを使用して話すことがあり、その際に相手の画像がとても鮮明で、僕の980円のウェブカメラとの画質の差を思いっきり感じるようになった。僕のは風呂場のぼかしガラス越しみたいな画像なのである。
そんな経緯があって、今回2年ぶりにウェブカメラを購入することにし、ショッピングセンターのコンピューターショップを訪ねた。
ショップにはいろいろな会社のウェブカメラが陳列されていたが、マイクロソフト社のは他の会社の2倍近い値段であった。店員にどれがいいかを聞いたら、案の定マイクロソフト社のウェブカメラを薦めてきた。
高いのは仕方がない。高くても質がよければ納得がいく。ただ、マイクロソフト社のウェブカメラには前回のトラウマがあるので、素直に信用できない。
「うーーーーーーーーーーん」と迷った挙句、やはりマイクロソフト社のものに賭けてみることにした。「人生ではここぞといった時に、リスクを覚悟で飛び込む勇気が必要だ」と僕の座右の書「ユダヤ人大富豪の教え」に書いてあったアドバイスを実践することにした。
家に帰って、さっそくウェブカメラのUSBをコンピューターに差し込んだ。そして、MSNおよびSKYPEを立ち上げると、特に何のソフトウェアをインストールすることもなく、いきなり人の顔が画面上に映った。
「何だこいつ。覇気がない顔しているなあ」
と思ったら、僕自身だった。(チャンチャン)

まあ、僕のビジュアルはともかく、そこに映った画像の鮮明さと言ったら。画質に関して、まさに革命的な進歩をそこに感じることができた。
すごい!

やっぱり使うべきはお金である。ケチっては駄目だ。使う時は使わないと。
あまりにも高画像だと、アラフォーの僕にとって皺まで鮮明に映ってしまう。世の中、必ずしもいいことばかりではない。しかし、それでもやはり画像がいいに越したことはない。
両親とスカイプで話した際、さっそくこのウェブカメラを使った。両親もその画像の鮮明さに驚き、父親はさっそく自分も新しいウェブカメラを購入すると興奮していた。
人は進歩しない。でも、科学技術は進歩する。こういった差に人が感動する限り。
だから、僕らは人生を通じて「感動すること」を忘れてはいけない。

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