五行詩(12)五行だけが条件の自由詩
すずめ
すずめ
おはよう
どうだい
調子は
ニャ~ン、ニャン
それは良かった
朝日が
こぼれる
窓際で
仲良く寄り添い
猫と人
お!
すずめ
やけに
仲の良い
カップルだ
なにやら
KISS?
口移し?
すずめが
一休み
な~んだ
親子だ
となりの
住人は
興奮気味
目が
キラ
キラ
輝き
狩りモード
母親より
少し
太り気味の
幼い
すずめ
これこれ猫君
じっと
息を
潜めて
見るだけだよ
あ~あ
ライオン
親戚の
遠吠えで
飛び立つすずめ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー コメント ーーーーーーーーーーーー
朝日こぼれる窓際で人とネコ。かわいいすずめの、訪問にお互い考えることが少し違い、
興奮気味の狩りモードのタラちゃん。kissingと見違えた中年男性。
「ねえ!もう少し欲しい」
「巣立ちしたのだから、自分で捜しなさい」
「これで最後だから、ね!お願い!」
「最後だからね」
「うん」
「おいしい?」
ニャ~オ~ン オン
「キャー」
「・・・。」
「美味しいごはんみつけるのよ」
「ありがとう、おかあさん」
二羽のすずめは飛び立ちました。