原発や今後必要なエネルギーを考えるブログ&五行詩

原発は基本的に反対です。

反対の情報などを紹介します。

自然農法の農家を支援してください。

2012年03月31日 | 自然農法の支援

          

エネルギーといえば、原発や化石燃料を私たちは想像しますが、私たちが毎日食べている食べ物もカロリーとして、エネルギーとして計算されます。これも考え方によればエネルギーとして、安全なエネルギーとして考える対象にすべきと私は思います。

 

なぜなら、現在の野菜のミネラルや鉄分が以前より少なくなり、科学肥料の大量投与で健康に影響を及ぼしていると考えるからです。

 

例えば、地球では土壌流失が急激に進んでいる。つまり、植物を育てる良質な土壌が、なくなりかけているのです。土壌が回復するのには時間がかかるのに、事業家である農民は待っていられないから、彼らは土地に生産ばかりを求める。

 

だから、季節ごとに耕す畑をかえるといった昔ながらの習慣が捨てられたり、休ませる期間が短縮されたりする。時間がなくなったぶんを埋めあわせようと、大量の化学物質を土地に注ぎこみ、早く地味を豊かにしようとする。

 

でも、何でもそうだが、多少でも母なる自然の恵みかわりになるものなど、私たちは創れると思い化学肥料を考え健康に害がないと言いながら大量に投与して無理に自然の生態の外で野菜などを造っています。でも、無理なのです。昔からの方法でないとミネラルや鉄分がだんだん少なくなっている。私たちは完全に自然と同じに科学の手で改造など無理があります。

 

その結果、土地は浸食されて、場所によっては豊かな表土が数インチ(1インチは2㎝5㎜)も失われてしまった。言い換えれば、私たちはますます貧相になる土壌で、ますますたくさんの食物を栽培している。

 

土地にはもう鉄分もない。ミネラルもない。期待している大地の恵みは何もない。それどころか、なんとか地味を豊かにしようと土壌に注ぎこむ化学物質を、たくさんふくんだ食べ物を口にしている。いまのところは身体にたいした害はなさそうでも、長い目でみれば、身体に残る微量の化学物質が決して健康にいいものでないことに気づいて驚くことだろう。

 

ほとんどのひとは、生産力を上げようとして土壌を浸食してしまうという問題に気づいていない。それに、豊かな表土がどんどん失われているという問題は、ヤッピーの環境保護論者がとびつく最新流行のテーマでもない。だが、地球科学者にたずねてみれば、いろいろなことを教えてもらえるだろう。スケールの大きな、大変な問題だとおもいます。深刻な世界的な規模の問題なのです。

 

これは、私たちのニーズと自然のプロセスをまったく無視して、すべての生命の源、母なる地球を破壊しているさまざまな事例のなかのほんのひとつにすぎない。

私たちは、自分の情熱を満たし、目先の(水ぶくれした)ニーズを満足させ、もっと大きく、もっと良く、もっとたくさんという際限ない人間の欲望を満たすことばかりを考えている。いったい人類はいつになったらこれで充分と思うのか考えてみなけれならないのではないでしょうか?

 

化学肥料を使わない野菜を食べることは現在は難しくなっています。それでも、少しぐらい価格が高くても、科学肥料を使い価格が安い野菜より、将来の農業を支える農家の力になります。科学肥料を使わないで努力している農家に支援の手を差し伸べてください。

 

安い価格だけ私たちの健康を害していることに投資していると考えて、自然な農法での活動にどうか目を向けてください。

以下のブログを参考にしてください

http://www.heco-spc.or.jp/ecokids2/03_02.html

 

 

明日は4月1日。春の暖かい風が皆様にも吹きますように